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Air断ユーザー体験談16・17



Air断ユーザー体験談

16.長女がコ〇ナ感染のお客様
17.1階美容室、2階居室のお客様


のお話・・・。

2022年3月末に、長女が熱を発症。
病院に行くと“コ〇ナ”と言われ、家族全員が濃厚接触者となり、外出を控える事になったそうです。
ちなみに長女は小学2年生、次女が5歳。
長女は、学校で感染した模様。
両親は30代後半、二人とも2度のワクチン接種済みで、陰性でした。
外出せずに長女と暮らす事は、全員がコ〇ナに感染する可能性が高く、特に次女への感染を心配していたそうです。
出来る限り長女と距離を取ったそうですが、仲の良い幼い姉妹、いつも通り肌が触れ合う事もシバシバ。

学校は春休みで、予定していた旅行もキャンセル、買い出しは近くに住む祖母が担当。
必要な食材を買って、玄関先に置いておく生活を2週間。

母親は感染を覚悟し、付きっ切りで、長女の世話をしたそうです。
その甲斐あり、その後の再検査で陰性となり、晴れて外出OKとなったそうです。
両親、妹は感染しなかったそうです。

そのご主人からの感想です。
「Air断じゃなかったら、全員感染していたと思います。特にワクチンを打っていない次女が感染しなかったのは奇跡としか言えません。自分は、花粉症がひどくて、毎年この季節は、鼻水と目のかゆみが凄かったんですけど、Air断住宅に引っ越して2年、凄く緩和された事を実感しているだけに、コ〇ナウイルスも、Air断が外に排出してくれたんじゃないか?と思ってます。」

としみじみ、語ってくれました。
鵜呑みにするわけではありませんが、効果はあると思います。

さらに美容院のお客様のお話。

1階美容院、2階住居で生活するご主人。
とにかく花粉症がひどくて、本人は「死にそうなほど目が痒いんです」と語っていました。

それが、「Air断住宅に引っ越して1年半、花粉症の症状が、驚くほど緩和されました。
あの死にそうな辛さは、この家では感じられない。
もちろん外に出ると、かゆみが襲ってきて、鼻水も出ますけど、今年は薬を飲まずに乗り越える事が出来ました。
自分の中では、凄い出来事です。
それと、美容院のパーマ液の臭いが、ほとんどしないんです。
美容院は妻が経営してます。
自分はサラリーマンなので、パーマ液の臭いには敏感。
しかし、2階は何も匂わない。
1階の美容室も、パーマ液を使うと匂いますが、数時間するとほぼ匂わない。本当に驚いています。」


と語ってくれました。

以前、「コーヒーショップ」を営む3階建てに“Air断”を採用した事があり、ここでも、2階、3階は、無臭だった事を確認していますが、パーマ液のニオイまで消してくれるとは思いませんでした。

Air断のお客様の個人的な感想なので、効果を確約するものでも、保証するものでもありませんが、多くのお客様から同じようなご意見をいただいている事を鑑みると、効果は高い確率で正しいと判断しています。

これらの情報がこれから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

「超断熱材HR1型、HR2型の性能を詳しく説明してくれ・・・」




「超断熱材HR1型、HR2型の性能を詳しく説明してくれ・・・」
と、ご指摘を受けました。
まずこちらの、冷却実験動画をご覧ください。

同じ大きさの段ボール箱、200o×200o×100oに、
グラスウール10kと、超断熱材HR1型、ロックウールを入れ、中心に温度センサーを配置して、外部5面を保冷剤で冷却。冷却材は1時間毎に、新しい冷却材と交換。
各断熱材中心の温度センサーが変化する時間を撮影した動画です。

一番左の温度計が室内温度。
左から2番目が、グラスウール10k断熱材中心温度
左から3番目が、超断熱材HR1型中心温度
そして、一番右がロックウール断熱材中心温度です。

真っ先に氷点下に達したのは、一番右のロックウール断熱材でした。
時間は32分。


次に氷点下に達したのが一番左の、グラスウール10k断熱材。
時間は1時間9分後でした。
グラスウール10kよりも、ロックウールの方が性能は上ですが、冷却実験での氷点下に達する速度は、グラスウールの方が遅くなりました。
最後に氷点下に達したのが、真ん中の超断熱材HR1型。
時間は4時間28分後
でした。

これを「断熱性能」と呼んで良いのかは分かりませんが、同じ条件で冷却しながら、
グラスウール10kの4倍、ロックウールの8倍遅く熱が伝わる事は、寒さが伝わりにくい!つまり、「断熱性能が高い」と判断出来ると思います。

5時間経過時点で、冷却材を撤去。今度は、室内23℃による加熱実験となります。

グングン温度が上昇するのは、左側グラスウール10k。
冷却材撤去後43分で20℃
に達しました。
次にロックウールが冷却材撤去後1時間10分で20℃に到達。
加熱実験では想定通りでした。
しかしこの時、超断熱材HR1型は7℃しか上昇していません。
超断熱材HR1型が20℃に達したのは、4時間4分後でした。


次の実験は、左側がフェノールフォーム、真ん中がスタイロフォーム、そして右側が超断熱材HR2型となっています。

まず最初に氷点下に達したのがスタイロフォーム。
時間は42分。

次に氷点下に達したのが、フェノールフォーム。
時間は1時間1分でした。
グラスウール10kと変わらぬ速度に少々驚きました。
この時、超断熱材HR2型は、20.4℃をキープ。
このまま5時間冷却を続けましたが、超断熱材HR2型は、10℃までしか下がりませんでした。

次は、保冷剤を撤去しての加熱実験。
真っ先に20℃に達したのが、スタイロフォーム。
時間は1時間後
でした。
次に20℃に達したのが、フェノールフォーム。
時間は1時間45分後でした。

そして超断熱材HR2型が20℃に達したのは、なんと、


13時間後でした。


まとめます。冷却実験では、
ロックウール  32分で0℃
グラスウール10k 1時間9分で0℃
超断熱材HR1型  4時間28分で0℃
スタイロフォーム 42分で0℃
フェノールフォーム 1時間1分で℃
超断熱材HR2型    5時間経過しても10℃をキープ

加熱実験では、
ロックウール  1時間10分で20℃
グラスウール10k 43分で20℃
超断熱材HR1型  4時間4分で20℃
スタイロフォーム 1時間で20℃
フェノールフォーム 1時間45分で20℃
超断熱材HR2型    13時間で20℃

超断熱材HR1型、HR2型が、群を抜いた性能である事がお分かりいただけると思います。
ただし、熱の伝わり方が、極端に遅い超断熱材HR1型とHR2型。
それ故に、結露発生リスクが増加します。
周辺が暖かくなっても、超断熱材HR1型、HR2型は温度が低い。
そこに水蒸気が接触して結露・・・。
だから、Air断システムが必須となります。

すでに超断熱材HR2型は、2022年3月、東京Air断モデルハウスの天井に施工し、昨年との温度比較を行ないました。

こちらが2021年3月20日の、外気温度と、小屋裏温度、そして、1階リビング2階寝室温度です。
そしてこちらが、超断熱材HR2型施工後、2022年3月21日の外気温度と、小屋裏温度、そして1階リビング2階寝室温度です。
暖房は1階リビングのエアコン暖房だけですが、超断熱材HR2型施工後は、1階2階の温度差がほとんど解消できています。
さらに、小屋裏温度は、ほぼ横一線。
超断熱材HR2型の影響だと考えています。
現在経過観察していますが、結露発生もありません。

現在建設中の大阪モデルハウスでは、天井と床下に超断熱材HR2型、壁を超断熱材HR1型にして建設中。
さらに、九州モデルハウスでは、天井、床下、壁全てに超断熱材HR2型を施工して建設する計画です。
計算では、超断熱材HR1型の大阪モデルハウスが、冷暖房費3割削減。
超断熱材HR2型の九州モデルハウスは、冷暖房費5割削減と言う計算結果も出ています。

気になる費用ですが、断熱材費用としては、安価な断熱材費用と変わりません。
ただ、安価な断熱材よりも、精度の高い施工が求められるので、施工日数が伸びます。
施工日数が伸びる分、コストが増加しますが、これまでの実験、実測値から判断すると、十分解消できる効果を得られると想定しています。

大阪モデル、九州モデル共に、年内完成予定。
完成後詳しいデータをご報告いたしますので、ご興味のある方は、Air断マガジンの進捗をご覧いただければと思います。

これらの情報がこれから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

2022年冬季電気料金比較



愛知モデルハウス、2022年1月の電気料金を、同じ世帯数の家族と比較しました。

2LDKアパート 大きさは59u。 2人住まい
共働きの為、日中は暖房を使用していません。
暖房はエアコンオンリー。床暖房や燃焼系暖房機器は一切使用していません。
電気料金 23,973円
ガス料金 17,959円
トータル 41,932円


対する愛知Air断モデルハウスは、弊社が所有するAir断モデルハウスで、唯一常時生活しているモデルハウスとなります。

間取りは3LDK 大きさは135.3u 2人住まい
オール電化 31,771円
24h3台のエアコンが稼働しています。


愛知Air断モデルハウスで、月3万円を突破したのは初めてでした。
しかし、Air断ではない、大きさが半分以下の、アパートの光熱費は4万円を突破。
出来るだけエアコンを使わないように心掛けた結果が、4万円突破だったそうです。

家が大きくなればなるほど、断熱性能は下がり、冷暖房費は上がります。
しかし、家の大きさが倍以上あり、エアコン3台24時間付けっぱなしのAir断モデルハウスの方が、トータル光熱費が1万円以上安い理由の中には、Air断の影響もあると考えています。

一般的な家では、必要時にエアコンを使用する場合と、24時間エアコン付けっぱなしの場合では、確実に24時間エアコン使用時の方が、電気料金は増加するそうです。
Air断の家で、そうならないのは、暖気が、家全体を駆け巡るエアーカーテン効果が影響していると想定しています。

『超断熱材HR2型』に関して!



驚きの断熱性能に驚愕・・・
そして吉田が新たな提案・・・

Air断東京モデルの小屋裏に施工した『超断熱材HR2型』ですが、昨年と比較すると、驚くべき効果が出ています。
こちらが2021年4月4日の、外気温度と、小屋裏温度です。
そしてこちらが、2021年4月4日の外気温度と類似した2022年4月5日の、外気温度と小屋裏温度です。
『超断熱材HR2型』を施工した後の方が温度推移が少ないことが、一目瞭然ですよね。
さらにこちらは、2021年4月4日の1階リビングと2階の温度。

そしてこちらが、『超断熱材HR2型』を施工した後の2022年4月5日の1階リビングと2階の温度。
どちらも、1階リビングのエアコン暖房だけですが、『超断熱材HR2型』を施工した2022年4月5日のほうが、温度が一定で、1階と2階の温度差がほとんどありませんよね。これ、実は、驚異的なんです。

暖房してる1階と、暖房していない2階の温度差をなくすことは、建築家の悲願でした。

これを、断熱材で解決するには、天井に1メートル以上の厚みの断熱材を敷き詰める必要があり、実現は不可能。
それを、5センチ厚で、いとも簡単に成し遂げた、『超断熱材HR2型』


この結果を見て、吉田が言い出しました。

吉田
「『超断熱材HR2型』を、床下、壁、天井全てに採用したAir断モデルを作ってはどうだろう?!」

これに経理が猛反発。

経理
「本社、愛知モデル、北海道、東京、そして大阪Air断モデルハウスも、全額借入、大阪モデルなんて完成してもないし、返済すら始まっていないのに、絶対に無理・・・ッていうか、大阪モデルを変更すればいいじゃない、なんで新しく建てる必要があるの?」

吉田
「大阪は、あのまま、1型で作りたいんだ、次のモデルをオール2型で・・・」

経理
「オール2型って、オール借り入れですよ、多すぎるんですッ。」

吉田
「Air断大阪モデルハウスの追加って事で借入できないだろうか?」

経理
「出来るわけないでしょ、返済延期してもらっているのに、追加で、貸してくれる銀行なんてあるわけないでしょ」

吉田
「頼みもしないのに、そんな事言っていいのか?」

経理
「どーぞ、どーぞ、銀行に聞いてください・・・」

銀行
「うーん、無理っすね、貸せないっす。」

吉田
「・・・そこを何とか?」

銀行
「無理無理無理無理・・・絶対無理っすよ!!でも、今キャンペーン中なんです。」

経理、吉田
「キャンペーン???」

銀行
「今月中に申し込んでくれれば何とかなりますよッ」

経理
「無理無理無理無理、絶対無理、借りても、返せないから・・・」

吉田
「よろしくお願いします」

経理
「ちょ、ちょ、吉田さん、何言ってるの?返済、返済が無理なの・・・・・、し、し、支店長〜〜よ、よ、よしだ〜〜〜こらぁぁ〜〜〜」

こうして、『超断熱材HR2型』を使ったモデルハウス建設プロジェクトが始まりました。

候補地は九州、福岡県。出来上がれば、世界初となる超断熱材を使用した家になり、冷暖房費の大幅削減が期待できます。

進捗は、Air断マガジンでお伝えする予定です。
この情報は、これから家を建てる人のお役に立たないかもしれませんが、ご興味のある方は、次回の進捗をお待ちください。

新発見“超断熱材”HR2型に関して!





東京モデルハウス小屋裏を改良、その結果。

東京モデルハウスの小屋裏を、新発見の“超断熱材”HR2型で改良したその後をお伝えします。

3月中旬3日間かけて、小屋裏を改良しました。
もちろん、小屋裏温度は外気が下がっても、ほとんど変化しなくなりました。
しかし、それが室内温度に影響を与えるのか?がポイント。

こちらをご覧ください。
こちらが、昨年のAir断東京モデルの温度推移。
1階リビングのエアコン暖房だけが動いているので、リビング温度は22℃〜24℃でほぼ一定。
こちらが、小屋裏温度推移。
ほぼ外気温度と同じ推移。
そしてこちらが、2階温度。
外気の影響を受けて、20℃を下回る時間帯が存在しています。
1階エアコンの場合、どうしても熱源から遠い2階は温度が下がります。
これは、どの物件でも同じで、回避する事は不可能!

たびたび登場する2020年に完成した、基礎断熱100o、壁は250o、セルロースファイバー、高性能グラスウール複合断熱、天井には300oセルロースファイバーを敷き詰めた、当時“断熱モンスター”と呼ばれた物件でも、同様です。断熱モンスター物件は、Air断ではありません。Air断を使わず、現在最も優れていると言われる断熱材を限界の厚さまで使用し、サッシも、最も高価な樹脂サッシトリプルガラスを採用した物件です。
こちらがそのデータです。
小屋裏温度がこちら、太陽光の影響を受ける日中はガツンと温度が上昇。
床下エアコンを採用しているので、床下は25℃前後あります。
しかし床下暖房だけでは、リビングの温度は上がらないので、7時からリビング暖房も併用。
2階は暖房を使用していないので、20℃を下回る温度となっています。

これが、超高気密、超高断熱、断熱モンスターの室内温度です。
対して、Air断東京モデルハウス『改』は、これまでにない温度推移を見せてくれました。
こちらが昨年データと酷似した外気温度の日のデータです。
こちらが外気温度。
そしてこちらが小屋裏温度。
そしてこちらが1階リビング温度。
そしてこちらが、2階温度。

これは、愛知Air断モデルハウスでも不可能だった室内環境なんです。
愛知Air断モデルハウスは、弊社が所有するAir断モデルハウスの中で、最も断熱材の厚みが多いモデルハウス。
それでも、2階温度は、1階リビング温度よりも2℃ほど下がってしまいます。
断熱モンスター物件では、4℃近く差が生じてしまいます。

ところが、Air断東京モデルハウス”改”は、リビングエアコン暖房だけで、2階も同じような温度・・・
設計吉田も、販売店担当者も驚愕・・・。
「大した事ないじゃん」
と思うかもしれませんが、1階リビングエアコンだけで、2階まで同じ温度で暖める事は、現在の断熱材、そしてAir断でも不可能なんです。
吹き抜けのある30坪前後の家であれば、温度差は小さくなりますが、それでも暖房してない2階は1〜2℃下がります。

それが、小屋裏に超断熱材2型を入れ込むだけで、1階リビングエアコン暖房だけで、1階2階の温度がほぼ同じ・・・
驚異的・・・・

超断熱材HR2型は、熱を伝える速度が圧倒的に遅い事が、この様な結果を生み出したと想定しています。

超断熱材HR2型に関しては、次回詳しく説明させていただきます。

偶然発見した1型2型断熱材がすごい!



偶然発見した1型断熱材と2型断熱材の性能が凄い!
価格は、最も安価な断熱材と変わらず、性能は10倍!!

まずは、こちらの動画をご覧ください。
200o角の断熱材中央に温度センサーを配置し、5面を冷却して、温度が下がる時間を計測した動画です。
左側が、最も熱伝導率が低い、つまり最も断熱性能が高いと言われるフェノールフォーム。右側はスタイロフォームです。

24℃の室内で、
フェノールフォームは冷却開始後90分で0℃、スタイロフォームは55分で0℃に達しました。

こちらの動画は、右側がグラスウール32k、左側がロックウール。
グラスウール32kは冷却開始後50分で0℃、ロックウールは60分で0℃に到達。

こちらの動画は、右側がグラスウール10k、左側がセルロースファイバー。
グラスウール10kは、30分で0℃、セルロースファイバーは、80分で0℃に到達。


どの断熱材も、2時間経たずに0℃に到達しました。

そんな中、3時間経っても0℃に到達しなかった1型断熱材。
そして、3時間経っても10℃をキープした2型断熱材。

1型断熱材は、実験中のミスから発見した、断熱材にちょっとした加工を行なったもの。
2型断熱材は、さらに拡張したもの。

さらに、冷却後の加熱データがこちらです。
保冷剤を外し、何時間で室内温度に復帰するかを記録しました。
セルロースファイバーは、3時間後には23℃に到達。
対する2型断熱材が23℃に達したのは15時間後。
驚異的な断熱性能を発揮しました。

ただし、これは、あくまでも実験室のデータです。
実際の家で、同じようなデータが出るのか?は未知数。

そこで、東京モデルハウス無断熱材の家の、小屋裏部分に2型断熱材を施工。
昨年の温度データと比較する事で、性能を解析しました。
その、驚くべき結果をお伝えします。

まずはこちらが、昨年2021年3月20日の、外気温度、小屋裏温度です。
小屋裏温度は、外気温度の影響を受けて、上下しているのがお分かりいただけると思います。
そしてこちらが、2型断熱材施工後の今年2022年3月20日の、外気温度、小屋裏温度です。

一目瞭然!ですよね。

今年の3月に改修を終えた、2型断熱材施工後の小屋裏温度は、ほとんど変化していません。
これが、室内温度にも、大きく影響しました。
こちらは、昨年2021年3月20日の、外気温度、小屋裏温度に加え、1階リビング2階ホールの温度です。
1階リビングのエアコン暖房だけなので、2階は2〜3℃(にさんど)温度が下がります。
これは、愛知モデル、北海道モデル、断熱実験棟、全てのモデルに共通します。どんなに工夫しても、暖房機器から離れた2階では、温度が下がります。
ところが、2型断熱材施工後の、2022年3月20日のデータが、こちら!
1階2階の温度差がほとんどありません。
細かく見ると、2階温度の方が高い時間帯もあります。


「断熱材はどれも同じ…無くても変わらない」

とお伝えしてきた弊社ですが、この1型2型断熱材は「別格」 と考えるしかないと判断しています
また、これまでの断熱材との混合を避ける為にも、1型2型を「超断熱材」と表現する予定です。
気になる費用は、最も安価なグラスウール10Kと同等。
ただし、一つだけ欠点があります。
それが、「熱が遅れて伝わる事による、結露」です。
周囲が暖かくなっても、「超断熱材」はヒンヤリ!そこに大量の結露が発生します。

だから、Air断が必須となります。
Air断の対流が無ければ、あっという間に結露が発生、これが原因で、実用化が遅れたと判断しています。

「超断熱材2型」を施工した東京モデルハウスでは、今のところ一切結露は発生していません。
今後、最も結露が発生しやすい春、そして夏季を観察した後で、詳しくご説明させていただきます。