結露に関して!
結露に関して!
Air断愛知モデル、結露発生!
2月の結露は久しぶりでした!
反応したのは、6番と12番センサー。
これは屋根の瓦下に設置したセンサーです。
瓦下なので、どうすることもできません。
が、問題になる部分でもありません。
こちらはAir断大阪モデルの結露!
2月5、6、7、11、12日と結露が発生しています。
水分を検知したのは、全て10番センサー。
つまり、10番あたりの通気が不十分!ということになります。
同時に、近くのファンが稼働して、数時間後には反応が止まります。
しかし、Air断愛知モデルの結露は屋根材、瓦の下なので、どうすることもできません。
もちろんこれは、通常起こり得ることなので、問題ではありませんが、対流で乾かす場合と、そうでない場合の違いが分かればと思って、報告いたします。
Air断愛知モデル、2月13日、屋根瓦下の12番センサーが、10時ごろ水分を検知!
この時はすぐに乾いたようです。
しかし翌日2月14日も、前日と同じように反応。
そして翌日、2月15日、反応が大きくなりましたが、翌日には収束。
しかし、2月17日、微妙に反応し始め、2月18日は反応が大きくなり、2月19日は12番センサーに加えて、6番センサーまで反応。
20日止まったかに見えた反応が、21日再び反応…
対流が発生しないと、このように長期的に、ダラダラと反応が続きます。
これが、壁内部、屋根裏、床下だったら、木部に接触した結露水が腐食を促進。
木部の耐力が大幅に低下することで、耐震性を失う結果にも繋がります。
これが結露リスク!
大切な家を、住人が気付かないうちに、家内部から破壊する厄介な奴!
(大嫌いですが、ゴキブリの方が100倍マシ)
更に、気密を高めた最近の家では、この結露リスクが増大。
壁内部、小屋裏、床下で発生します。
こちらは、Air断愛知モデル、過去9年間に結露が発生した日です。
青ラインが、結露が発生した日です。
そして、ピンクラインは、結露リスクが高まっている日です。
2016年はこんな感じ、この年は、ピンクラインの計算を行なっていなかったので、ピンクラインは表示されていません。
こちらが2017年、ピンクライン表示開始、ほぼほぼ、ピンクラインが点灯するほど、結露が発生しやすいエリア。
青ラインもチラホラありますが、全て6番、12番センサー。
つまり屋根瓦下部分のセンサーです。
結露しても、問題ではない部分です。
次が2018年、一気に青ラインが増加!
青ラインが点灯したのは合計118日間。
1年の3分の1で、結露が発生したことになります。
台風の直撃を受けた年で、湿度が高かったことが影響したと思います。
これが、壁内部、屋根裏、床下だとしたら、最長5カ月間、水に濡れていることになり、どんな木材でも腐食します。
次が2019年、ピンクラインは年中表示され、結露リスクが高いことを示します。
青ラインも44日間点灯。
次は2020年。
ピンクラインは依然多いですが、青ラインは激減。
年間12日しか点灯しませんでした。
翌2021年も青ラインは、4日のみ点灯。
2022年は、年間2日だけ点灯。
最も少なかった年です。
2023年は、22日間点灯。
そして2024年、2月22日現在で、3日間点灯!
このように、外気湿度によって結露発生リスクは変化します。
そのリスクに合わせて、ファンを動かし、結露を抑制するのがAir断です。
Air断でない場合、年に1〜2回、小屋裏、床下を点検して、木材腐食状況を確認することをお勧めします。
「腐食してたらどーするんだ?」