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この時期の注意点。 「カビと虫の入り込み」

※カビ
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この時期の注意点。 「カビと虫の入り込み」


写真の真ん中、高級バッグだけにカビが発生
他の革バッグには、カビの痕跡はありませんでした。
使われている革が”良いのか悪いのか”分かりませんが、とにかく高級バッグにはカビが発生しやすいと思います。

4月からこの状態のままで、高級バッグだけにカビです。
防水スプレーや、革クリームなどで保護が必要かもしれませんね。
ちなみに、他の場所に置いてある高級バッグもカビが発生したそうです。
さらに、高級コートにもカビが発生したそうです。
高級品、特に「革製品」の取り扱いにはご注意が必要です

※虫の入り込み
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この時期の注意点。 「カビと虫の入り込み」


引き違いサッシの網戸を、写真の様な状態にしておくと、虫が入り込みます

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この時期の注意点。 「カビと虫の入り込み」


この写真の網戸が正しい位置です。
網戸を逆にすると、小さな虫がガンガン入りだします。
サッシは、YK〇樹脂サッシ、高気密型ですが、それでも網戸の状態が悪いと、虫が入り込みます。
特にAir断の場合、室内が負圧設計なので、引き違いサッシの場合、空気漏れが発生します
ご注意ください。

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この時期の注意点。 「カビと虫の入り込み」

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この時期の注意点。 「カビと虫の入り込み」


開き戸タイプのベランダサッシなどを推奨しています
北海道、東京モデルハウスでは、「引き違いサッシ」を一切使用していません。
さらに、北海道で建設される家にも、引き違いサッシ使用は少ないです。

過乾燥になるメカニズム



過乾燥になるメカニズム
そして、Air断が湿度20%以下でも過乾燥にならないメカニズムを解説します。

「湿度20%以下、過乾燥になってますよね!」

ご質問があったのでお答えします。
湿度20%以下・・・これは、相対湿度を指しています。
一般的な湿度計では、相対湿度が使われ、単位は%で表示されます。
%ですから、“確率”と考えることが出来、“おおよそこれくらい”のような感じで用いられるのが相対湿度です。
ですから、「相対湿度が20%以下だから過乾燥」と、ひとくくりで決められるものではありません
こちらの動画で、温度と相対湿度、そして絶対湿度の関係を説明します。
幅10メートルのプールがあると仮定します。
ここに半分まで水が入っていると仮定します。
つまり50%の水位です。
このプールの幅が、20m、倍に広がったら?
50%の水位は、25%に下がりますよね。
逆に5m、半分に縮まったら?
50%の水位は、100%、満タンに上がりますよね。
この時、水分量は全く変化していません。
プールの大きさに対して、水位が変化してるだけです。
これが、温度、相対湿度、そして絶対湿度の関係です。
プールの大きさが、温度。広がれば温度が高い、縮まれば温度が低い状態。
水位が相対湿度、そして、水分量が絶対湿度です。
プールが広がると水位が下がる、つまり温度が上がると相対湿度が下がる。
プールが縮まると水位が上がる、つまり温度が下がると相対湿度が上がる。
相対湿度は、湿度の上下に左右される少しいい加減な数値
しかし、水分量はプールが広がっても縮まっても変化しない。
つまり絶対湿度は温度の上下では変化しない!数値と言えます。

要するに、正確な空気中の水分量を知るには、絶対湿度を知る事が重要で、
絶対湿度の低下こそが、「過乾燥」と呼ばれる状態だと言われています。
絶対湿度の単位には、%ではなくgが使われます。
こちらが絶対湿度を表示する湿度計です。
上から絶対湿度、単位はg/㎥
真ん中が温度、下が相対湿度、単位は%となります。
絶対湿度は、1㎥の空気中に、何グラムの水蒸気が含まれているか?を表示しているので、
温度の上下に左右される事なく空気中の水蒸気量を把握する事が出来ます。



こちらは、絶対湿度と相対湿度が温度で変化する動画です。

外気温0.5℃、絶対湿度3.8g、そして、湿度76%の室外です。
ここからAir断愛知モデル内部に入ります。

室温がグングン上昇すると共に、相対湿度がグングン下がり始めます。
そして絶対湿度も若干上昇・・・。

最終的に、室温23℃、絶対湿度5.7g、相対湿度28%になりました。
絶対湿度的には、室外で3.8gだったのが、室内に入ると5.7g。2グラム増加。
室内の方が湿度は高い事になります。
相対湿度的には、室外が76%だったのが、室内に入ると28%、室内の方が湿度が圧倒的に低い事になります。
どちらが正しいのでしょうか?
もちろん、湿度を正しく把握するのは、温度に左右されない絶対湿度です。



一般的に室外では、夏場は1㎥25g程度、冬場は5g程度と言われます。
夏の25gと比べると、冬の1㎥5gは5分の1、「少なッ」と思うかもしれませんが、この1㎥5gをあなどってはいけません。
家が気候の影響を受ける範囲を、少なく見積もって1q四方と考えた場合、この1q四方に5000トンの水蒸気が含まれている状態が1㎥5gです。
1㎥に5gと言う水蒸気量は、お風呂の水に例えると25000杯分。
1日1杯としても、65年分の水分量です。家にとって、無尽蔵と言えるほどの水分量を含んでいる事になります。

しかし、最近の高気密住宅では「過乾燥」が問題視されます。
家周辺には、無尽蔵とも言える5000トンの水蒸気がフワフワ浮いているにも関わらず”過乾燥”
これは、高気密化と、エアコン暖房、そしてコールドドラフト現象が原因だと言われています。

高気密住宅では、気密性が高く、空気の循環が妨げられます。
特に冬季は、冷えた壁や窓ガラスに、室内の空気が接触して冷やされます。

空気の循環が悪い高気密住宅では、冷やされた空気は重くなり、壁を伝わって床面に広がり、冷たい層を形成します。
これがコールドドラフト現象。
この壁や、床面に広がった冷たい空気の層は、エアコンが放出する暖気と反発し、暖気を寄せ付けません。冷たい空気と暖かい空気は混ざり合わない事が原因。
暖気が寄り付かない壁や窓ガラスは、外気と同じ温度まで徹底的に冷やされます。
この外気と同じ温度に冷やされた壁や窓ガラスに、室内の水蒸気が接触。
暖かい空気は、冷たい空気と反発しますが、暖かい空気に含まれている水蒸気は、反発する事なく冷たい部分に突撃。
結露して水へと変化します。
床や絨毯、木材などは、結露した水分を吸収。
水分を吸収できない窓ガラスなどでは、目視できるほど大量の水分が発生します。

一般的なエアコンで暖められた空気は、50℃前後で噴き出してきます。
そして、50℃前後の空気は、16℃以下の物質に接触すると”結露”を起こします。
コールドドラフトで冷やされた、壁、床、に接触して瞬間に結露。
これらの物質表面で結露した水分は、それぞれの物質が瞬く間に吸収。

水分を吸収しないアルミサッシやガラス表面では、結露による水滴が発生し、冬季貴重な空気中の水蒸気が失われます

水蒸気を失った空気を、もう一度エアコンが吸い込み、50℃前後に加熱して放出。
そしてコールドドラフトで冷やされた16℃以下の物質に接触して結露・・・これが繰り返される事で、空気中の水分をカラカラになるまで搾り取ります。

1㎥5gの水蒸気を含んでいた空気は、エアコン暖房1時間後には4g、2時間後には3グラムと目減りし5〜6時間後には1gを割り込む、まさにカラカラ乾燥状態、
これが高気密住宅の「過乾燥」メカニズムと言われています。



Air断住宅では、1時間に1200㎥、通常24時間換気の20倍程度の空気を外部から取り入れています。
外気の絶対湿度が1㎥5gだとしたら、どれだけエアコン暖房を行なっても、1㎥5gが目減りする事はありません。
何時間後も、外気と同じ5gをキープするのがAir断住宅です。
理由は、コールドドラフトが発生しないから!
壁や窓ガラスで発生する冷たい空気を、壁に取り付けたファンが真っ先に通気層へと吸い出します。さらに、通気層を流れる空気が、外部から伝わる冷気や暖気も押し返します。
コールドドラフトの発生が少ないAir断住宅では、一番冷たくなる窓ガラスやサッシでも20℃前後。だから、空気中の水蒸気が結露して失われる事がありません。
同じ空気を何度も何度も暖める“高気密住宅”ではなく、コールドドラフトの発生を抑え、常に新鮮な空気を暖める“Air断住宅”だけが、エアコン暖房でも過乾燥になりにくい特徴を持ちます

これらの理由から、

「湿度20%以下だから過乾燥」
とは言えないのです。

ただし、Air断住宅で加湿器を使用しても、湿度はほとんど増加する事はありません。
これは、室外で加湿器を使用しているようなものだからです。
つまり、草原のような環境を、室内で作り出しているからです。

弊社の見解が正しいとは言い切れませんが、愛知、北海道、東京モデルデータを検証する限り、正しいと判断しています。

「熱交換換気扇を使った方が良いのでは?」 ご質問があったのでお答えします。



熱交換換気扇とは、冷暖房した熱を外に捨てる事なく、空気を入れ替える事が出来る換気扇です。

仕組みは簡単です。
まず夏季エアコンで冷房したケースを説明します。
エアコンで室内を26度にした場合、通常の換気扇だと冷房した空気をそのまま外に捨ててしまいます。
しかし熱交換換気扇は、冷房した空気を熱交換素子、分かりやすく言うとフィルターみたいな物で熱を蓄えて外部に放出しています。
次に外部から空気を取り入れる場合は、先ほど熱を蓄えたフィルターを通して空気を取り入れています。
エアコンで冷房した冷たい熱が蓄えられたフィルターを通り抜けてくることで、冷たい空気が入り込む。
熱を外部に捨てる事なく、空気の入れ替えが出来る!
これが熱交換換気扇の仕組みです。冬季は逆となります。
一見するとエコな感じがしますが、細かく調べるとエコではないと判断しています。

詳しく説明します。電気料金は1kWh26円で計算しました。
まず、一般換気扇(仕事量70㎥/h)を使用した場合、1時間で3Whの電力を消費します。
1時間の電気代は、26円×0.003kWh=0.078円
年間の電気代は、0.078円×24時間×365日=683円。
熱交換はしていないので、節約金額はありません。
24時間換気にかかる料金は年間で683円となります。

次に、熱交換換気扇を使用した場合、1時間で60Wh程度の電力を消費します。
一般的な換気扇の20倍の電力を消費します。
熱交換フィルターを通り抜けるには、それなりのパワーが必要になるからです。
1時間の電気代は、26円×0.06kWh=1.56円
年間の電気代は、1.56円×24時間×365日=13,665円
続いて、熱交換による節約金額を計算します。
熱交換による節約量は、熱交換換気扇の風量×熱交換率で決まります。
仮に最大風量が100㎥/h、熱交換率70%の場合は、100㎥/h×70%=70㎥/hが熱交換による節約量です。
エアコンが1時間に吐き出す冷暖房した空気は、約1000㎥/hと言われます。
つまり、エアコンが作り出した1000㎥/hの熱量のうち、70㎥/hを熱交換するのが、熱交換換気扇の節約量となります。
つまり7%。
つまり、エアコンが発生させる熱量の7%を、熱交換換気扇が外に捨てる事なく、空気の入れ替えをしてくれるわけです。
エアコンが1時間に消費する電力量が1kWhとすると、現在の価格では26円程度。
26円の7%は、1.82円。
つまり、1時間に1.82円節約してくれることになります。
一般的なエアコン使用量は、1日10時間程度。
そして、エアコン使用期間は大目に見て10カ月。
年間にすると、1.82円×10時間×30日×10カ月=5,460円の節約金額になります。
つまり、熱交換換気扇は、年間5,460円の節約につながりますが、その為の電気料金に13,665円必要となるワケです。
確かに、夏冬エアコン稼働時にはメリットがあります。
しかし春秋エアコンが稼働しない時期は、熱交換のメリットは無く、ただただ電気代の無駄。
トータルでは、熱交換によるメリット金額を、本体を稼働させる電気料金が上回り、逆ザヤが発生。

さらに、熱交換換気扇の本体価格は、通常の換気扇の10倍以上。
通常の換気扇が5000円〜6000円に対して、5万円〜12万円必要です。
ダクト工事費も必要で、使用後フィルターのメンテナンス、交換が必要になります。
フィルターメンテナンスや交換を怠ると、フィルターに目詰まりしたゴミを通りぬけて空気が入り込むので、家中が匂い始めます。
「フィルターで花粉やゴミをキャッチして、室内にクリーンな空気を取り入れます」
とありますが、キャッチしたゴミを通り抜けて入り込む空気を、クリーンだとは思えません。そして、花粉やゴミ、そして小さな虫など、人が衣服に付着して持ち込む量の方が数倍多いそうです。持ち込まれた花粉やゴミ、そして小さな虫も、強力なモーター、さらに高性能フィルターがキャッチして、外に出しません。
さらに、湿気の多い夏季には、フィルターが湿気ります。
フィルターには花粉、ホコリ、ゴミ、虫の死骸がたくさんあり、これらが湿気る事でカビが発生。
そこを通り抜けて空気が入り込むわけですから、新鮮な空気ではないですよね。
弊社検査員が、熱交換換気扇を取り付けた家の点検を行なった際に、強烈なカビ臭さを感じたそうです。もちろん住まい手は全くその匂いに気付かない。
体臭のきつい人が、自分の体臭に全く気付かないのと似ていると思います。
ただ、家の場合、家内部にある全てをカビ臭さが汚染します。
もちろん、頻繁にフィルターメンテナンスを行なえば、この様な結果は防げると思いますが、そこまでして熱交換換気扇を利用するメリットを見出せません。

イニシャルコスト、ランニングコスト、そして、室内環境でも、デメリットの方が多いと判断しています。

「ダクトレス熱交換換気扇はどうか?」
ともご質問があったのでお答えします。

ダクトレス熱交換換気扇は、壁に設置されます。
ダクトが無いので、ダクト工事費も掛かりません。
しかし、壁に配置されるので、外気温度の影響をもろに受けます。
冬、外気が冷たくなると、ダクトレス熱交換換気扇も冷やされます。
夏は太陽光でジリジリと熱せられます。
この影響を受け、冬は冷たい空気が、夏は暑い空気が入り込むと報告を受けました。
さらに、正逆両方向に回転するファンは、とても壊れやすいそうです。
初期コストも高く、フィルター目詰まりは、ダクト式と変わりません。

ダクト式であっても、ダクトレスであっても、デメリットが多いと判断しています。

もちろん弊社独自の見解です。電気料金の計算、熱交換換気扇の仕事量などは、平均値で計算しています。
必ずしも正しいとは言い切れません。
しかし、検査員の話や、トータル的な電気料金、メンテナンス費用を考えると、メリットは無いと考えています。

「熱伝導率が低いのだから、断熱性能が高いはずだけど」 ご質問を受けたので、詳しく解説します。



熱伝導率とは、断熱材などの、物質中の熱の伝わりやすさを数値化したものです。
数字が大きいほど熱が伝わりやすく、数字が小さいほど熱が伝わりにくいとされています。
身近な物の中で、熱が伝わりやすい物質として銅があります。熱伝導率は403。
熱が伝わりやすいので、鍋やヤカンなどに使われます。
逆に、身近なものの中で、最も熱が伝わりにくいのが空気で、熱伝導率は0.0241。
この空気をたくさん閉じ込めた断熱材が、熱伝導率0.022を達成したフェノールフォームと言われる断熱材です。
一般的断熱材グラスウールの熱伝導率が0.05程度なので、性能は倍以上。
もちろん、価格も高価です。

この性能を確かめるために、2014年から44坪2階建ての東面の壁を改造して、
断熱材実験を開始。熱伝導率が低い、高価で高性能断熱材と、安価な断熱材を比較した結果、
全くと言っていいほど性能に差は生じませんでした


しかし、「信じられない」と多くのプロが言います。
これまで「熱伝導率至上主義」が定着し、熱伝導率が低い断熱材こそ、
断熱性能が高いと信じられて来た経緯があるからだと思います。
そして、「熱伝導率至上主義」は厳密に言えば間違ってはいません。

熱伝導率0.05のグラスウールと
熱伝導率0.022のフェノールフォームとでは、
熱伝導率では、2倍の性能差が生じています。
しかし、この2倍の性能差は、実感できる差ではないのです。

数字のマジックともいえる2倍の性能差を、身近な例でご説明します。
例えば、身近で最も熱を伝えやすい銅の熱伝導率は403
そして、同じ金属、ステンレスの熱伝導率は16
ステンレスのほうが銅よりも25倍熱伝導率が低いワケです。
つまり、ステンレスの方が、銅よりも25倍熱が伝わりにくい!
グラスウールとフェノールフォームの2倍どころではなく、25倍の差。
ステンレスの方が、銅よりも25倍、圧倒的に、断熱性能が高い事になります。

ならば、ステンレスのヤカンと、銅のヤカン、同じ火力で同じ量の水を沸騰させると、
銅のヤカンより、断熱性が高いステンレスヤカンの方が、25倍沸き上がりが遅くなるのでしょうか??
もちろん、こんな事はありません。
トータル熱量が変わらなければ、水が沸騰する時間は変わりません。
実は、熱伝導率は、小さな小さな、ミクロスケールで生じる差です。
つまり私たちが実感するような、現実的なスケールで差が生じるようなものではないのです。

もう少し分かりやすく説明します。
熱伝導率と同じようなスケール単位で、電気抵抗率と言われるものがあります。
熱伝導率同様、電気抵抗率も、高ければ電気が伝わりにくい、低ければ電気が伝わりやすい!となっています。
ステンレスの電気抵抗率は75
銅の電気抵抗率は1.55となっています。
つまりステンレスよりも銅の方が、50倍電気が伝わりやすい事になります。
だからと言って、ステンレス線よりも銅線の方が、50倍速く電球が点くのでしょうか?
もちろんそんな事はありません。どちらの線も、通電と同時に点灯します。
つまり、熱伝導率や電気抵抗率は、私たちが日ごろ認識するスケールでは差が生じないのです。
差が生じるのは、もっと大きな大きなマクロスケール。
つまり、100キロ、200キロの送電線、そして50万ボルトなど、
とても大きな電力を流す場合には、この差が目に見えて現れてきます。

家庭で100キロ、200キロの電線や、50万ボルトの電力など無関係ですよね。
熱伝導率や、電気抵抗率は、小さな小さなミクロスケールの数値。

グラスウール0.05と
フェノールフォーム0.022とでは、確かに小さな小さな差が生じます。
しかし、一般家庭レベルで、温度差となって、この差が表れる事はないのです。

そして、なによりも重要な事は、断熱材は熱を断っているわけではない事です。
銅よりも、25倍断熱性能が高いステンレスのヤカンでも、沸騰する時間に差は生じません。
つまり、断熱性が高いからといって、熱を断っているわけではないのです。
小さな、小さなミクロスケール内で、熱の伝わりが遅れるだけであって、時間が経てば熱は伝わる!これが断熱材の特性。
「断熱材」と書かれるので、いかにも熱を遮断しているかのようなイメージがありますが、熱を遮断できる材料は見つかっていません

さらに、現在の住宅は、24時間換気の義務化により、2時間に1度、全ての空気を入れ替える必要があります。
断熱材の性能など、無関係になるほど冷暖房した空気をソックリ入れ替える必要があります。つまり、空気の入れ替え経路を、根本的に見直さなければ、家の断熱性能を高める事は出来ません

そこで生まれたのがAir断です。
Air断は、24時間換気が定める、2時間に1度ではなく、10分に1度空気を入れ替えながら、対流を使って断熱性能を高めます。
根底から吸排気の経路を見直し、4つの特許を取得しました。
2015年特許が、Air断工法に類似した工法の特許
2016年特許が、Air断基本特許
2017年特許が、Air断の吸排気経路を見直しした特許
2021年特許が、Air断寒冷地versionの特許。
4つの特許で、性能を担保。
断熱材では断熱できない熱を、空気の対流で、家の外へ押し出します。
にわかに信じがたいその性能は、極寒の北海道で実証済み。

「北海道でグラスウール断熱材はあり得ない、もっと高性能な断熱材を使わなければ!!!あなたたちは北海道の寒さを知らない」

「北海道でエアコン暖房は無理、熱量が全然足りないんです。あなた逹は北海道の寒さを甘く見すぎです」

「北海道でそんな工法は不可能。すぐに結露して、それが凍って、壁を破壊、住めなくなりますよ。本州で通じても、
北海道じゃ通じないんです。北海道は特別なんです。」


北海道モデルハウス計画では、散々釘をさされ、引き受けてくれる工務店すらありませんでした。
しかし、私たちには、確信かありました。
※対流が結露を押さえ込むはず!
そして、対流だけが、断熱している!断熱材は断熱していないんだ!と。

「責任は全て我々が負います」
と言う条件の下で、北海道では当たり前の基礎断熱工事を中止。
そして、北海道ではあり得ない、床、壁、天井全て100ミリグラスウールのモデルハウスを建設しました。

そして、エアコン暖房だけで、冬季2シーズンを暖かく乗り越えました。
マイナス18℃まで下がった日も、エアコン暖房だけで、室内24℃をキープした証拠も残っています。
北海道スタッフは、モデルハウスから5分の場所に住んでいます。
自宅は大型石油ファンヒーターが24時間動いていて、リビングこそ20℃をキープしますが、
玄関は0℃、脱衣所は6℃、和室は-6℃冷たすぎて結露した水分が凍るほど。
いたるところで底冷え、靴下スリッパ必須。

しかしモデルハウスは、エアコン暖房だけで、玄関も脱衣所も、24℃をキープ。
クローゼット内部も家中どこでも、20度以下になる事はありません。
スリッパ不要で、底冷えを感じる場所すらありません。

そして極めつきは東京モデルハウス。
断熱材を一切使用していない住宅は、近年では日本初。
床下も壁も天井も、一切断熱材を使用していません。にもかかわらず、エアコンだけで冬季を暖かく乗り切りました。

かといって、断熱材を否定しているわけではありません
様々な実験を通して、熱伝導率が低ければ断熱性能が高い!と言う表現は、厳密にいえば間違っては無いものの、
一般的住宅には当てはまらないと言うのが弊社の見解です。
そして、断熱材を選ぶなら、安価な断熱材がベストだと判断しています。
あっても無くても差が生じないのですから・・・。

弊社の見解が必ずしも正しいとは言えませんが、愛知断熱材実験棟、愛知Air断モデルハウス、
北海道Air断モデルハウス、そして東京Air断無断熱材モデルハウスから得られるデータを検証する限り、
高い確率で正しいと判断しています。

ご理解いただければ幸いです。

Air断初期物件「6年使用したエアコンの汚れ!」を公開!「他とは全然違う・・・」プロのクリーニングがポツリ・・・



Air断住宅で6年使用したメインエアコンの、クリーニング動画を御覧いただきました。
この日は5月14日。午後一で作業を開始してくれたエアコンクリーニングのプロたち。
午前中は別の物件で、3年経過したエアコンをクリーニングしてきたそうです。
その時の写真がこちら。
写真では分かりにくいですが、先ほどご覧いただいた、
6年経過したAir断モデルハウスとは比べ物にならないほど汚い事が分かるでしょうか?
エアコンにはホコリとカビがびっしり…

カビの原因は、外気や室内で発生するホコリです。
ホコリをエアコンが吸い込み、フィルターやファンが目詰まり。
夏季、エアコン内部の結露で、目詰まりしたホコリが水分を吸収。
湿気ったホコリがカビを誘発。
特に、エアコン心臓部ともいえる熱交換ラジエター部分に付着したホコリにカビが増殖。
このカビの隙間を通り抜けた空気が、冷暖房の空気として室内に飛び出します。
目をそむけたくなるような「カビ」を通り抜けて出てくる
空気ですから、「かび臭い」と感じるのは当然。

エアコン取付後3年で、大量のカビを誘発する高気密住宅
理由は、高気密化だと言われています。
気密性が高いだけに、室内で発生するホコリが外に出て行けず、
エアコンが何度も何度も吸い込んで、エアコン内部で目詰まり。
結露で湿気る事がカビの大発生に繋がります。

しかし、Air断住宅では、外部から入り込む空気のホコリを1次フィルター、そして2段構えの高低差で除去。
室内に入り込む段階で、クリーンな空気にしています。
さらに、室内で発生するホコリを最低16台の換気扇が通気層に排出。
ホコリの少ない室内環境を作り出します。
多くのAir断ユーザーが、「ホコリの少なさは、前の家とは比べ物にならない・・・」と口をそろえます
こちらは、6年経過した愛知モデルのテレビの裏側。
こちらは、2年経過した北海道モデルのテレビの裏側。
驚くほどキレイではないでしょうか?もちろん、一度も掃除していません。
だからこそ、他のエアコンとは比べ物にならないほど、綺麗な状態をキープ出来るのだと思います。

今回のクリーニングで、ファンや熱交換部分に付着していた汚れは、
大半が小さな砂状の粒子、無機物でした。
カビは有機物をエサとするので、無機物の砂の粒子に発生する事はありません。
カビの発生を極限まで抑え、エアコンを汚れにくくするのもAir断の真骨頂


多くの見学者が、「清々しい」「空気がキレイ」「家庭臭がしない」と絶賛します。しかし、それを伝える術がありませんでした。
今回エアコンのクリーニングを通じて、Air断の室内空気がキレイなのか?
が少しでもご理解いただければと考え、6年目で初めてのエアコンクリーニングを行ないました。
汚れていない!とは言いません。
6年経過したエアコンには、小さな砂塵がファンや熱交換部分に付着していましたが、ホコリは圧倒的に少なく、カビは皆無。
クリーニングのプロが「全然キレイ」と言うほどキレイなエアコン内部だった事をご理解いただけたらと思います。

数年後、北海道モデル、東京モデルも、同様にクリーニングを行ないご報告させていただきます。

これから家づくりする皆様のお役にたてれば幸いです。

東京モデルハウス 無断熱材の家〜冬季検証結果〜



2014年から続けている、断熱材実験棟データでは、
どの断熱材も性能的に差はありませんでした
実験棟は、44坪2階建てで、東壁面に、様々な断熱材を施し、
壁内部に温度センサーを設置して、24時間計測しています。

こちらが実験棟温湿度データです。記録は2014年から・・・  
例えば2020年8月12日、外気温度が40℃を超えた猛暑日の断熱材内部温度は、
ロックウールがこちら、発泡ウレタンがこちら、サーモウールがこちら、
グラスウールがこちら、スタイロフォームがこちら、セルロースファイバーがこちら、
フェノールフォームがこちら、様々な断熱材温度、湿度を、記録し続けています。

結果は、
高性能断熱材も、安価な断熱材も、性能的に、どれもほとんど変わらない・・・
それどころか、月平均、年間平均では、外部の温度センサー平均値と変わらない事が判明。
当時は衝撃を受けました。

2018年から追加検証している、400ミリボックス断熱材実験でも、同じ値が観測されました。

これらのデータが示すことは、「断熱材は断熱していない」と言う事。
事実なら衝撃です。

しかし、仮に「断熱している」と考えた場合、その熱はどこに消えるのか?が問題になります。
もちろん、断熱材も熱を吸収しますが、密度が小さく軽い断熱材が吸収する熱量はしれています。
断熱材が熱を断っているとしたら、
断熱材内部で熱を消し去っている事になります。これはこれで問題です。
物理の、エネルギー保存則では、「エネルギーは無くならない!!!」が基本原則。
つまり、断熱材内部で、熱であるエネルギーが無くなる事は、、、、無い
つまり、熱は全量伝わっている!
伝わり方が幾分遅くなっているだけ・・・と考えると、全ての実験結果をウマく説明できます。

しかし、これが正しければ、断熱材に頼る建築は、間違えていることになります。
断熱材は必要なのか、不要なのか?答えを出せずにいた時に、設計士吉田が放った一言が
「無断熱材の家を作ろう」
でした。

「断熱材を使用しない家を建てれば真実が分かる!」

吉田の強い意見で、2020年11月に、東京モデルハウス無断熱材の家を着工。

翌、2021年2月10日 35坪2階建 3LDK アメリカンチックでオシャレな家が、
断熱材を一切使わずに完成しました。
さっそく、メインエアコンを取り付けて、計測開始。Air断がプログラム通りに動き始めました。
冬季の完成物件は、家全体が冷え切っています。
正しい性能が出るのは、暖房開始後1か月ほど経過してから・・・

しかし、我々が真っ先に驚いたのが床下温度の上昇でした。
Air断愛知モデルの床下温度は、15℃前後
しかしAir断東京モデル寒冷地versionでは、暖房開始後いきなり床下温度が7℃から18℃まで上昇
真冬の2月中旬、21℃まで上昇する事もありました。
床下に熱を捨てている!と言う人もいますが、床下から暖めているとも取れます。

さらにAir断は、ゆっくりと家全体を暖め、3週間後には昼間暖房を止めなければ、
汗ばむほど温度が上昇。1階も2階も、24℃をキープするようになり、
底冷えを感じる場所は一切ありませんでした。
さらに、東京モデルでは安価なアルミサッシを使用しています。
アルミサッシの欠点は、結露!ですが、スタッフが常駐してから、一度も結露は発生しませんでした。

「本当に断熱材は入ってないのか?」

来場したプロも驚く暖かさ!を発揮した無断熱材の家。

これが意味するのは、「断熱材はいらない」と言う事実。
もちろん、対流断熱Air断があれば!と言う条件が付きますが・・・
愛知断熱実験棟、Air断愛知モデル、Air断北海道モデルの実測データから
導かれた結果と同じ答え・・・。
しかし断言は出来ません。夏 どうなるのか?が残っています。

ただ、我々がこれまでの実験や実物実測データを検証して思うのは、
最近の家づくりは、コンピュータマシンカットや、材料の進化で、
気密性能が大きく向上しています。外部の空気を極限まで遮断する技術が進化した現在、
昔とは比べ物にならないほど、向上した建築技術によって、断熱材に頼ることなく、
高い断熱性能を発揮する家を、作れるようになっていた気がします。

だからと言って、無断熱材の家を推奨するわけではありません

「断熱材の性能ははどれも同じ」と言う事が分かれば、安価な断熱材でも安心して使用出来ます。
建ててからでは、取り換える事は出来ない断熱材、そして多くの人が、
どれにすれば良いのか?迷うのが断熱材です。
「断熱材はどれが良い?」
20年前 問われた質問に、我々は答える事が出来ませんでした。
今やっと答える事が出来ます。
「どれも一緒ですよ、だから、安ければ安いほどいいと思います。
だって、無くてもイーんですから」
と。

もちろん、我々の実験や実測が正しいとは言い切れません。
しかし、愛知モデル、北海道モデルや、東京無断熱材モデルのデータを見る限り、
高い確率で正しいと考えています。

これらの情報が、皆様の家づくりにお役に立てれば幸いです。