恒温層温度データ

地盤下5メートルセンサー復活

地盤下5メートル、「低温温度地層」のセンサーを取り替えました。
こちらからデータを見ることが出来ます。
(閲覧にはパスワードが必要です。取扱工務店にご相談下さい

現在7月9日現在、地盤下5メートルの温度は17.1度です。
真冬とほとんど変化してません。

凄い!

追伸:
7月11日以降が正式夏のデータです。
3月10日〜7月10までは違うデータが表示されているのでご注意ください。

恒温層温度と有利な地形


「地盤下5メートル以下には恒温層が存在する!
その温度は年中一定、20度前後…」

こんな記事を見つけたので確かめてみました。
(ショベルで5メートル掘削!温度センサーを設置して埋め戻し。本当に真冬でも20度前後の温度がありました)

動画は計測地点の説明と、これまでの計測で、一度も14度以下を記録したことのない物件動画です。
(床下が涼しく温かい理由は地形にもあると考えています)

もちろん地表に近づけば温度は下がります。
しかし、ベタ基礎直下の地盤は、地上温度の影響を受けにくい。

真夏の直射日光を受けないベタ基礎直下の地盤は、ひんやりするほど温度上昇が少ない。
真冬冷気の影響を受けにくいベタ基礎直下の地盤は、恒温層から熱を受けて、ほんのり暖かい。
かといって、冷暖房がいらないわけではありません。
冷暖房は必要ですが、一般住宅よりも「エコな冷暖房」が可能になります。

土中5メートル

土中4メートル温度

地盤下には”恒温層”と呼ばれる「低温温度層」があると言われています。
この低温温度層は、地盤下5メートル〜200メートルの間に広がっていて、年中20度前後の温度をキープしているそうです。

「本当だろうか?」

実際に地盤下5メートルに温湿度センサーを沈めて、温度を測定しました。
データはこちらからご覧ください。
(閲覧にはパスワードが必要です。取り扱い工務店にお問い合わせください)
2018年2月25日から3月4日をご覧ください。
土中400p
土中500p
をクリックして「表示反転」をクリックするとデータが表示されます。

深夜0度を下回る外気温度でも、土中には18度前後の温度が広がっていることが分かります。
(現在この温度センサーは水没して計測不可能になっています。7月5日以降、防水型温度センサーに取り換える予定です)
この「恒温温度層」を上手に活用する事こそ、エコな家づくりにつながると思います。