冬型結露

窓に結露

Air断住宅で、

「窓に結露が発生しました・・・」

と報告を受けました。
エリアは新潟!担当の和田が状況を確認。
2階6畳の部屋に家族4人で就寝した所、窓ガラスが結露したそうです。
樹脂サッシ、ペアガラス!そしてAir断住宅で結露報告を受けたのは初めてでした。
(2017年に新築した物件。)

結露した日は部屋のドアを閉めて就寝したそうです。
「入口のドアを開けるように頼んでください」
和田に伝えたところ、「自分もそれが原因だと思ってます、すでに頼んであるので、後日結果を報告します…」

数日後「週末2日間ドアを開けてもらいました、結果は一切結露しなかったそうです」
と言う結果でした。
ドアを開ける事で室内の対流が増加し、結露発生が抑えられたと判断しています。

現在のAir断では、ドアを開けなくても結露が発生しにくい設計が盛り込まれていますが、3年前はそれが無かったために、結露したようです。

窓の結露は、「壁体内結露のサイン」とも言われるので注意が必要です。

冬型結露


壁の中、小屋裏、床下で発生する結露!
なぜ発生するのか?

現在知りえた情報を出来る限り分かりやすくご説明します。

冬に発生する結露として!

燃焼系暖房器具を使用すると、大量の水蒸気が発生します。
10リッターの燃料を使用すると、10リッターの水蒸気が発生すると言われています。

この時発生した水蒸気が、冷たい部分に接触して水分に変わる事を「結露」と呼びます。
窓ガラスやサッシが結露したり、壁や、壁内部の結露につながります。
中でも、最も厄介な結露が、「壁内部の結露」です。
壁の中は見えないので、どーすることも出来ません。
また、壁内部で発生した結露は、数週間乾燥する事なくとどまります。
木部の腐食につながったり、断熱材が水分を吸ってずり落ちたりする原因になります。

「サッシや窓ガラスが結露する」場合、壁内部で結露が発生している可能性が極めて高いと思います。
燃焼系暖房器具から、エアコン暖房に切り替えるのも対策です。
(エアコン暖房は水蒸気を発生しません。またエネルギー効率が高いエコな暖房機器です。)

Air断の場合、空気を対流させるので、結露発生を大幅に抑える効果があります。