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「6℃の温度差って本当?」

「6℃の温度差って本当?」

ご質問を受けたので、詳しく説明します。
測定場所は下図の部分。
住宅検査 ホームリサーチ
「6℃の温度差って本当?」


測定日時は2019年8月10日11時のデータを参照。
Air断住宅31.7℃
一般住宅37.9℃
その差6.2℃を記録しています。
その時のグラフがこちらです。
住宅検査 ホームリサーチ
「6℃の温度差って本当?」


青色が一般住宅
肌色がAir断住宅の壁内温度センサー値です。
通気層の対流が、外部から入り込む熱を遮断していると考えています。

床下に入れた炭に白カビ

「床下に入れる”炭”が床下の湿気を吸う」

と言われて、床下一面に炭を入れた住宅でトラブル発生。

炭は、湿気をほとんど吸わないと言われています。
また、夏の床下は、最も温度が低い場所です。
夏の温かい湿った空気が、床下のコンクリート面に接触して結露する危険な場所です。
その床下に、”炭”を入れると、逆に空気の流れが悪くなり、大量の結露が発生します。
この結露により、
1.床下に入れた炭全体に、白カビが発生し異臭を放つ。
2.結露によりプールのような状態となり、コバエが大量発生。
このようなトラブルが報告されています。
床下には出来る限り何も置かず、空気が通りやすい環境にすることが重要です。

グラスウールは結露するのでは?

「グラスウールは結露するのでは?」

こんなご意見をいただきました。
ネットにはグラスウールが結露した写真が沢山出てきます。
しかしグラスウールが結露してるわけではありません。
他の断熱材に変えても、同じ環境であれば結露します。
つまり、「結露する環境であれば、どんな断熱材でも結露する」が正しいと考えています。

こちらは、2018年5月〜10月までの実験棟断熱材内部湿度データです。
住宅検査 ホームリサーチ
グラスウールは結露するのでは?


住宅検査 ホームリサーチ
グラスウールは結露するのでは?


1.グラスウール
2.ロックウール
3.発泡ウレタン
4.木材(ログハウス系)
5.スタイロフォーム
6.フェノールフォーム
7.セルロースファイバー

上記7種類の断熱材内部の5ヶ月間湿度データです。

どの断熱材も大差ありませんよね。
厳密に言うと、ロックウールとスタイロフォームの湿度が若干高い事がありました。
グラスウールはセルロースファイバーと変わらない湿度を維持。

これらのデータから、内部結露を起こすのは、グラスウールが原因ではないと言うことが分かってきてます。
「グラスウールは結露する」と言う表現は間違えていると判断しています。