個別表示

中空ポリカを使えば断熱材がアップすると聞いたんですが?



中空ポリカで、サッシを覆えば、断熱性能がアップすると聞いたんですが?
と質問がありました。
動画も確認しました。
中空ポリカとは、この様な商品。
これを、DIYで、サッシ内側に貼り付けて、断熱性能を高める動画でした。

動画では4ミリの中空ポリカを使用していました。
この動画を否定するわけではありませんが、似たような事を、
過去に行った事があるので、参考に聞いて下さい。

弊社のAir断愛知モデルは、2015年に完成。
2年後の、2017年に、サッシではなく、壁に50ミリの硬質ウレタン断熱材を貼り付け、
前年の冷暖房コストと変化するのか、室内温度が変化するのかを確認しました。

4ミリの中空ポリカ!ではなく、50oの断熱材。
そして、サッシ部分に貼り付けるのではなく、家の外皮面積93%、
つまり壁面全体に貼り付けての実験。

結果は、冷暖房費も、室内温度も変化しませんでした。
オカシイ!と思いますよね。しかし、体積比率で考えると理解できると思います。

体積比率で考えると、家にとって50oの断熱材は、人にとって0.7ミリの肌着に相当します。
0.7ミリの肌着を重ね着したからと言って、暖かくはなりませんよね。
中空ポリカ4ミリを人に例えたら、0.01ミリ、ペラペラのビニールのようなモノ。
それを、人の2%に貼り付けるワケです。
暖かくなるとは思えません。
真冬、人なら数センチのダウンジャケット!が必須。
このダウンジャケットを、家に例えたら、2mを超える断熱材厚になります。
もちろん、建築不可能。
そして家も、人も、局部的に断熱性能を高めても、断熱性能は高まりません。
靴下だけ、上着だけ、マフラーだけの断熱を高めても、暖かくはなりません。
ここが断熱の難しいところ。
そして、最大のボトルネックが、家断熱材厚の限界値。
日本では、最大でも200ミリが限界と言われます。
その200ミリは、人にとって3ミリの肌着同等。
だから、新築も、リフォームも、diyも断熱材ではない、
他の方法で断熱を考える必要があると思います。
そこで登場したのが、対流断熱Air断!

直接的なお答えにはなってませんが、ご理解いただけたら幸いです。