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様々な質問にまとめてお答えします!

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様々な質問にまとめてお答えします!



まとめてお答えします。
あくまでも、弊社がこれまで行なってきた実験、モデルデータからお答えしている事をご理解ください。
必ずしも正しいとは言えませんが、弊社実験、実測値に基づいている事をご理解いただければと思います。


Q1.外断熱と内断熱どっちがいい?

安価な方を推奨します。
外断熱であろうが、内断熱であろうが、断熱性能的には変わりません


Q2.断熱材はどれがいい?

安価な断熱材を推奨します。
断熱材はどれも変わりません
ただし、スタイロフォームと、グラスウール10kだけは、夏も冬も、あまり良いデータが出ていません。それ以外を推奨します。


Q3.断熱材は施工精度で、性能が変わると聞きましたが!

変わらないと思います。
ほんの少し隙間が出来たとしても、それが断熱性能に影響する事は無いと思います。
そもそも、断熱材の断熱性能が、それほど高くないので、1ミリ、2ミリの隙間が、断熱性能に与える影響は皆無だと思います。
断熱材の施工精度より、気密を高める事が重要だと考えます。


Q4.現場発泡は、気密性が高いと聞きましたが?

現場発泡ウレタン断熱材で、気密性が高まるとは思えません。
気密は、現場発泡ウレタンを施工する部分ではない部分から、漏れ出します。
現場発泡ウレタンで、気密出来ていると判断するのは危険です。
断熱材である以上、断熱部分に施工されるのが現場発泡ウレタンです。
気密は、それ以外から漏れ出すので、それ以外を、どれだけ丁寧に気密処理するかがポイントです。


Q5.気密は高めた方が良い?

現在の家づくりにおいて、気密はとても重要です。
特に寒いエリアでは、温度差で、暖房した暖気が勢いよく隙間から出ていきます。
(暖気は活発に動くので、隙間があれば、そこから大量に逃げ出します。)
これを防ぐためにも、気密を高めるべきです。
C値は、0.5以下が望ましいと思います。
※C値は、生活する状態で測定します。
※C値測定では、サッシなどの開口部に目張りしてはダメです。
※C値測定で目張りする場所は、吸排気口だけです。


Q6.基礎断熱は必要ですか?

不要だと思います。


Q7.床下は湿気が多いと聞きますが

床下は、湿気が多いわけではありません
床下で湿気が多いのは、結露が原因です。
結露させない工夫をすれば、床下はカラッカラです。


Q8.床下は地盤下の湿気が上がって来るから湿気が多いと聞きますが

地盤下の湿気は上がってきません
そもそも、ベタ基礎下の地盤では、水分が蒸発しません。
太陽光が当たらない、風の影響も受けないベタ基礎下の地盤では、水分が蒸発する事が無いので、湿気が上がってくることが無いと思います。
Air断大阪モデルでは、基礎の防湿ビニールを一切施工していません。
それでも、カラカラ状態を維持しています。


Q9.通気層に上昇気流が発生すると聞きましたが?

発生していません
夏、通気層内部は、室外よりも温度が低く、上昇気流が発生する事は無いと思います。


Q10.壁内部に空間があると、上昇気流が発生すると聞きましたが?

発生しません


Q11.湿気を吸収する材料で、室内湿度をコントロールすると聞きましたが

コントロール出来ません
湿気を吸い込む事が出来る材料を使っても、吸い込んだ湿気を外に排出出来なければ、コントロール出来た事にはなりません。
お風呂に、吸水性の高いタオルを投げ込んでも、お風呂の水は減りませんよね。
そのタオルを取り出し、絞る事で、お風呂の水は減ります。
これと同じで、どれだけ湿気を吸い込む材料を使っても、吸い込んだ湿気を外部に取り出さなければ、湿気をコントロール出来たとは言えません。

さらに、湿気を吸い込むと言っても、無限に吸い込む事は出来ません。
夏の湿気は、家周辺100m四方に限定しても、25トン存在しています。
25トンの水が、フワフワ、家の周りに浮いているワケです。
どれだけ湿気を吸い込む事が出来ても、25トン吸い込む事は不可能ですよね。
湿度コントロールは、エアコンや除湿器を使わなければ難しいと考えます。


Q12.エアコン1台で、全室暖かい?は本当?

Air断なら可能です。
ただし、全ての部屋が同じ温度にはなりにくいです。
特に、北海道などの寒いエリアでは、リビング24℃に対して、2階は21℃〜22℃。
-19℃、凍てつくような寒い日は、さらに2階温度は下がります。


Q13.エアコン1台で、全室涼しい!は本当?

冷気は、上昇しにくいで、夏の2階はどうしてもエアコンが必要だと思います。
1階リビングを26℃で冷房する場合、2階は冷房しないとMax30℃ぐらいまで上昇します。
2階の温度を下げる為に、1階リビングを24℃に下げるより、2階エアコンで対応する方がエコだと感じます。
これは、どんな家でも同じだと思います。


Q14.fix窓は汚れませんか?

汚れにくいです
Air断愛知モデルのfix窓は、8年が経過しています。一度も拭き掃除していませんが、ほとんど汚れていません。
対して、引き違いサッシは、ご覧の有様です。
室内に入り込む空気の砂ぼこりが、サッシにこびりついて、汚れていると判断しています。fix窓は、室内に空気が入り込まないので、汚れないと判断しています。


Q15.冬季、網戸を外すと、室内温度が上昇すると聞きましたが!

網戸を外すことで、太陽光が入り込みやすくなり、温度が上昇すると言う話ですよね。
赤外線サーモで見ると、たしかに網戸を外したほうが温度は上がります。
しかし、それが影響して室内温度が上昇する事はほとんどありません
0.1度も上がらないと思います。
室内温度を上げるには、最低でも50℃以上の温度が必要です。冬季の太陽光温度は、30℃程度がマックス!室内温度を上昇させるには低すぎます)
網戸を外したりする事で、網戸を破ったり、保管する場所を確保することのほうがリスクだと思います。