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気密漏れの対処法!



最も多い気密漏れが、スイッチ、コンセントだと言われています。
一般住宅の場合、気密測定を行わなければ、気密漏れ箇所を特定する事は困難
しかし、Air断住宅では、家が負圧設計となるので、簡単に気密漏れを特定する事が可能です。

動画の測定器は、熱感知式風速計。
風速2m以下の微風を、精度よく計測します。

動画のように、先端をコンセントに差し込んで計測すると、平均して、秒速0.45mのかすかな隙間風を確認しました。
この気密漏れ数値が、全てのスイッチ、コンセントで発生した場合、1時間に6畳間2部屋分の空気が、外部から入り込む計算になります。

秒速0.45m、肌で感じる事が出来ない、かすかな気密漏れでも、大きなエネルギーロスに繋がる事をご理解ください。

万が一この様な気密漏れを発見した場合、粘土を使った気密処理が効果的です。


動画のように、粘土をスイッチ、コンセント部分に練り込み、隙間を埋める事で、隙間風を遮断する事が可能。

特に、2階のスイッチ、コンセントは、小屋裏の空気を引っ張り込みます。
小屋裏の空気は、夏最も熱く、冬最も冷たい空気。
ここを徹底的に遮断しなければ、エコな住宅にはなりません。


ただし負圧の影響を受けない一般家庭では、気密漏れは発生しません。
真夏や真冬の、家が正圧、負圧の影響を受ける環境下でこそ、気密漏れが発生します。
Air断ではない、一般家庭で、気密漏れを調べるには、気密測定をするしか方法がありません。

これらの情報がこれから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。