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「夏涼しいなら、冬は寒くなるのでは?」



「超高断熱住宅と、高断熱住宅と、無断熱材住宅の温度比較結果をお伝えします。」
の動画をご覧になった方からの質問です。

夏涼しければ、冬は寒くなるのでは?そんなイメージが湧きますよね。
Air断東京モデルハウス、無断熱材の家では、夏季の夜間、エアコンを止めなければ、肌寒くなるほど温度が下がります
こちらのグラフのように、断熱関連費用600万円をかけた、断熱モンスター物件よりも、
Air断東京モデルハウス、無断熱材の家の方が、リビング平均温度は2.2℃も低いワケですから、
冬季は寒くなるのでは?と思うのは当然です。


詳しく解説いたします。
夏季は、室内平均温度が、外部平均温度を上回ります
家が、太陽光で直接熱せられることが原因です。
弊社が実測したデータでは、新潟の物件で、小屋裏温度、最高57.2℃を記録しています。
この熱が、家全体に伝わる事で、外気平均温度よりも、室内平均温度が上昇します。
そして冬季も、室内平均温度が、外気平均温度よりも下がる事はありません。
家の室内平均温度は、冬季も夏季も、外気平均温度よりも高いのが特徴です。
特に、夏季の室内温度は、外気よりもはるかに、高温になります。
しかし、Air断住宅では、夏季最も温度が低い床下の空気を、家全体に送風させる事で、家全体の温度上昇を抑制、涼しさのベースを作ります。
冬季は、最も温度が高い床下の空気を、家全体に送風させる事で、家全体の温度低下を抑制、暖かさのベースを作ります。
東京モデルハウス無断熱材の家は3月完成の為、3月の平均温度で比較したデータをご覧ください。
参考の為に、3月の外気平均温度が3.6℃の極寒の北海道データを追加しました。
ご覧いただきたいのは、断熱関連費用600万円、断熱モンスターと呼ばれた物件の小屋裏平均温度と、Air断北海道モデルハウスの小屋裏平均温度が3.2℃しか変わらない事。
外気平均温度は、7.6℃低いにも関わらずです。
そして、Air断愛知モデルハウス、さらには無断熱材のAir断東京モデルハウスの小屋裏平均温度の方が、断熱モンスター物件よりも高い事です。
小屋裏平均温度が高い事は、家を暖めるベース温度が高い事を意味します。
大量の断熱材で覆い囲んだ断熱モンスター物件は、Air断愛知モデルハウス、Air断東京モデルハウスの小屋裏平均温度よりも低い。
つまり家を暖めるベース温度が低い事を意味し、それがリビング平均温度22.4℃、24℃設定のエアコンで暖め切れていない事に繋がっていると想定しています。

さらにこちらのデータは、2020年12月〜2021年2月の冬季3か月間の、断熱モンスター、Air断愛知モデルハウス、Air断北海道モデルハウスの平均温度比較データです。

ご覧いただきたいのは、断熱材で覆いつくした断熱モンスター物件の外気平均温度が4.9℃、小屋裏平均温度5.3℃、外気平均温度と0.4℃しか変わらない事。

つまり、小屋裏が、外気平均温度と変わらない!事になります。断熱材で覆い隠しているのにも関わらず・・・


対するAir断愛知モデルハウスは、外気平均温度より3.7℃高くなっています。


さらに通気層を工夫したAir断寒冷地バージョンで作った北海道モデルハウスは、外気平均温度より8.2℃も高くなっています。
これは、Air断寒冷地versionが要因だと考えていますが、それを、今季のAir断東京モデルハウスが示してくれることになります。

通気層に空気を送風する事で対流を形成。この対流がエアーカーテンとなり、冷気の侵入を抑え込む。
だからこそ、極寒の北海道でも、安価な100o断熱材で、底冷え無し、エアコンだけで全室暖かい環境を作り出せると思っています。

弊社の想定が、必ずしも正しいとは言い切れませんが、さらなる検証を進めご報告させていただきます。