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水分センサーの記録が、外壁全面張替えにつなげた事例!



2019年 9月9日、千葉県に上陸した台風19号をご存知でしょうか?
千葉アメダスでは、最大瞬間風速歴代一位を記録した、猛烈な台風です。

同年7月に完成したばかりの千葉Air断ハウスも、この猛烈な台風の直撃を受けました

台風が接近する9月9日1時、突然、隣家の屋根が吹き飛んで、完成したばかりのAir断ハウスに激突!

屋根が直撃してから、すぐに南面と東面壁内部に雨漏りが発生・・・
こちらがその瞬間をとらえた水分センサー値です。
9日1時に雨漏りが発生・・・しかし、すぐに停電、その後は記録出来ていませんでした。
復旧したのは、1か月後の10月8日1時。
こちらが復旧した時のAir断カレンダーです。
1か月ぶりにAir断カレンダーが動き出しました。

被害としては、外壁の一部が損傷。
保険で賄われる事になりました


ところが、10月13日に降り出した雨に、壁面センサーが反応!
その後も雨が降る度に壁面センサーが反応するようになりました。

保険会社の査定では、
「壁の一部が壊れた程度、一部を手直しすればいい」

と判断された被害は、思った以上に深刻だったわけです。
工務店は、このセンサー値を保険会社に提出。
「4面全ての壁をやり直す必要がある!」と主張。

1か月後
「4面全ての壁をやり直してください、費用は保険金で支払います」
と保険会社から回答
があったそうです。

一般的に、保険会社の査定は、簡単には覆りません。
しかし、確かな証拠が、被害との因果関係を説明し、外壁全面張替えに繋がりました

「ぱっと見、ほとんど被害が無いような外壁破損で、全面張替えなんてあり得ないよ!証拠が残ってるって本当に凄い。
一部補修だけで済ませていたら、5年後どうなった事か・・・・」

工務店担当者から興奮気味に連絡が入った事が印象的でした。


被害に遭われたこと、謹んでお見舞い申し上げます。