モデルハウスデータ

2023年1月25日 最強寒波の日



2023年1月25日
最強寒波の日

スマホに1通のメール!!

モニタリングセンサーから「警告」のお知らせ


モニタリングセンサーが「警告」を発信しました。
モニタリングセンサーを確認してください。

<< 本日異常を通知したセンサー >>
壁内水分量推移

雨漏り結露センサーが、壁内部の水分を検知した事を知らせてきました。

物件は、2015年に完成したAir断愛知モデル。

スグに、モニタリングセンサーを確認。
25日に、水分検知を示す水色のマーク。
25日を確認すると、6番と、12番センサーが水分を検知。

6番と、12番センサーは、屋根瓦下に設置されたセンサー。
瓦が結露して、その水分を検知したようです。
瓦下の結露であれば、問題有りません!
瓦屋根は結露が発生しやすい!

北海道モデルvs東京モデル!二酸化炭素濃度比較!



北海道対流型ストーブ実験で、二酸化炭素濃度が400PPMを超えない事を確認しました。
一般的な高気密住宅の場合、燃焼系暖房機器を使用すると、2時間程度で5000PPMを突破。
5〜6時間で8000PPMにも達します。

しかし、愛知Air断モデルハウスでは、1900PPM程度まで抑えます。

そして、吸排気を大幅に増加させた北海道Air断モデルハウスでは、ほぼほぼ400PPM。
対流型ストーブ2台をフル活用しても、二酸化炭素濃度はほとんど上昇しませんでした。

それならば、
東京Air断モデルハウスでも、同じ事になる!
そう思っていましたが、東京Air断モデルハウスでは、なんと、1700PPMまで上昇!
何度やっても、結果は同じでした。
吸排気能力は、北海道Air断モデルハウスの1.2倍。
それなのに、二酸化炭素濃度は愛知Air断モデルハウスと同等!

今回確固たる理由はお伝え出来ませんが、北海道Air断モデルハウスと東京Air断モデルハウスでは、1か所だけ変更した部分がありました。

もちろん、吸排気能力には、全く影響を与えない変更!

のつもりでした。

しかし、この変更こそが、二酸化炭素濃度を上昇させた原因だと想定しています。
この結果を受け、大阪Air断モデルハウスの設計も急遽変更。
大阪Air断モデルハウスで検証後に、お伝えしようと考えています。

もちろん、エアコン暖房をメインとする場合は、影響ありません。
寒冷地で、Air断住宅を検討し、その際、燃焼系暖房機器の使用を考えている場合は、ご相談ください。

これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

Air断モデルハウス断熱性能比較結果



東京Air断無断熱材の家
北海道Air断モデルハウス
愛知Air断モデルハウス
断熱性能比較結果!

断熱材厚は、愛知Air断モデルハウス完全外断熱トータル150oが最も厚く、次いで北海道Air断モデルハウスオール100o、東京Air断モデルハウス無断熱材となっています。
断熱材厚だけで考えると、愛知Air断モデルハウスが最も断熱性能が高く、次いで北海道、最後に東京Air断モデルハウスの順になります。

しかし、実際のデータを検証すると、最も断熱性能が高いのが北海道Air断モデルハウス、次いで東京Air断無断熱材の家、最下位が、愛知Air断モデルハウスとなりました。
つまり、断熱性能に、断熱材の厚みや性能は、全く無関係!基礎断熱も不要。
断熱材は、最悪、なくても、断熱性能に影響しない!
安価なアルミサッシでも室内は暖かく、結露しない!
という結果を、実際の家で検証出来た事になります。
ただし、無断熱材の家を推奨するわけではありません。
そして、Air断という対流断熱があってこそ成り立つ性能である事をご理解ください。

私たちが計測する断熱性能とは、エアコン設定温度を一定にして、各部屋の温度を測定、外気温度差による補正を行ない、1か月の平均値で比較しているので、信頼性は高いと考えています。

ただ、本来であれば、最新バージョン東京Air断無断熱材の家が、最も断熱性能が良くなるはずでした。

そうならなかった事には、理由がありました。
それは、ある部分の設計ミス。
そこに気付かず建設。結果は北海道Air断モデルハウスの断熱性能に、僅差で負けてしまいました。

現在建設中の大阪Air断無断熱材の家では、ミスを補正し、最新理論を基にして設計。
出来上がれば、北海道Air断モデルハウスをしのぐ断熱性能になると考えています。


とはいっても、東京Air断無断熱材の家は、エアコン1台だけで、家中どこでも、暖かさを維持しています。
浴室も暖かく、脱衣場も、勝手口付近も、玄関も、2階も、寒さを感じる場所はなく、底冷えもありません。安価なアルミサッシを使用しているのに、結露も一切ありません。
本当に断熱材が入っていないのか?と疑うほど暖かい!それなのに、これを上回る断熱性能が必要なのか?

こんな意見も出ましたが、我々は、事実が知りたいだけなんです。
その事実を、多くの人に伝えたい!
耐震性が必要なのか?
耐久性を高めるには何が必要なのか?
断熱性は、どうすれば高まるのか?
人生で最も高価な買い物を後悔しない為にも、検査屋の威信をかけて、徹底的に調査し、検証して、正しい事実を、皆様にお伝えできればと考えています。

もちろん、私たちが発信する情報が、全て正しいとは言い切れません。
しかし、2014年から続けている実験棟データや、実物モデルハウスデータは、信じるに値すると思います。
そして、私たちの発信する情報が、少しでも皆様の家づくりのお役に立てればと考えています。

東京モデルハウスのQ値、UA値を教えてください!

「東京モデルハウスのQ値、UA値を教えてください!」

ご質問がありました。

東京モデルハウス無断熱材の家 
UA値=3.34   省エネ基準不適合(通常0.87以下を目指します)
Q値 =13.85  断熱性能規定外

です。

数値から判断すると、断熱性能は、圧倒的低性能です。
しかし、
UA値=0.5
Q値=0.8
を誇る、超高気密住宅との比較では、東京モデルハウス無断熱材の家の方が、夏涼しく冬暖かいデータが出ています。

詳しくは、後日別の動画で解説いたします。