Air断の仕組み

エアコン3台使用しても1台時よりエコだった件の解説。


一般的にエアコン台数が増加すれば、電気代も増加します。
「エアコン1台で全室暖める、冷やす」全館空調が可能になれば、電気代も抑えられる。だから、全館空調が脚光を浴びています。
しかし、全館空調の場合、
※風邪をひいて寝込んだ子供部屋だけ温度を上げる!事が不可能
※暑がり父さんの部屋だけ温度を下げる!事が不可能
細かな設定が出来ません。
さらに、床下エアコン1台を使った全館空調の場合、冷気が2階に上がる事はほぼありません。
結局2階にエアコンを取り付けて、夏を乗り切るケースが多いと聞いています。
もちろんエアコン台数が増加すれば、電気代も増加します。

しかしAir断の場合は、2階のエアコンで部屋を冷やし、その冷気が通気層に流れる事で、さらに強力なエアーカーテンを形成。
夏の熱気を効果的に遮断し、家全体の熱を下げると考えられます。
結果、エアコンがエコモードで稼働し、3台動かしても1台の去年より90円、一昨年よりも1500円も安い電気代になりました。

必ずしも、動画と同じような対流が起きているとは言えませんが、電気料金の結果を見る限り、同様の事が起きていると想定しています。
もちろん来年も同様の実験を行い報告いたします。

吸い込んだホコリの排出について



「吸った埃はどこに溜まるのですか?」


とご質問を受けました。
家の場合、外壁の内側が通気層と呼ばれる部分で、この部分から外に排出されます。
動画は、Air断3年経過した住宅の通気層内部部をファイバースコープで撮影した動画です。
壁内部にホコリ等は見られませんでした。
通気層下部分から外部に排出されていると考えています。

また、通常の換気扇のように、空気を強力に吸い込んでいるわけではありません。
床下に沈殿した空気をゆっくりと吸い上げるので、入り込む段階でチリやホコリが少ないと判断しています。
近日中に4年経過したAir断住宅の通気層をアップする予定です。

Air断の仕組み

底冷えは床下が原因ではありませんでした。
いくら基礎断熱をしても、床下に断熱材を入れ込んでも、底冷えの解消にはつながりません。

「1階のリビングをいくら暖房しても、2階の部屋が底冷えする…」

こんな経験ありませんか?
底冷えの原因は床下では無かったんです。

ではどうすればいいのか?
動画で分かりやすくご説明します。