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Air断注意事項!

Air断は、断熱材はどれでも同じ!とお伝えしています。
しかし、遮熱断熱材はお勧めしていません。
遮熱断熱材の施工例はこちら
住宅検査 ホームリサーチ
Air断注意事項!

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遮熱断熱材は、「スジカイ工法」を基本とするので、Air断とは相性が良くありません。

さらに、遮熱断熱材は、「夏暑く、冬寒い」データが出ています。
実際に遮熱断熱材を施工した物件を、6年計測し解析していますが、夏はエアコンを付けても30℃近くに達し、冬季はエアコン暖房だけでは暖まらないそうです。
(愛知県の物件で、Air断住宅ではありません)

遮熱断熱材は、アルミ箔が貼られた「プチプチビニール」のようなものです。
光を反射する事は事実ですが、熱を反射する事はありません。
そして、遮熱断熱材が施工される壁内部は、”光”ではなく対流による”熱”が伝わります。
遮熱断熱材は、この”熱”を防ぎきれていないと判断しています。
さらに、冬季の冷たさは、”光”ではなく、”対流”で伝わるので、アルミ箔の遮熱断熱材では、為すすべがないのだと想定しています。
また、厚みも薄く、家にとっては”無いに等しい”と言えると思います。

「Air断であれば、断熱材はあっても無くても同じ!」

こんな表現をしていますが、面材壁工法である事が基本の上でお伝えしています。スジカイ工法を基本とする”遮熱断熱材”は、Air断は対応出来ません。
ご理解のほどよろしくお願いします。

(遮熱断熱材メーカーの皆様へ!決して否定しているわけではありません。ただ、家の断熱材としては不向きではないかと判断しています。他の場所での有効活用に関しては否定的ではありませんのでご理解ください)

参考!
以下のデータは、遮熱断熱材でグルグル巻きにしたクーラーボックスを、さらにクーラーボックスに入れて、遮熱断熱材内部の温度推移を記録した、実験棟データです。

2022年1月14日がこちら。
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片方が外気温度で、片方が、遮熱断熱材でグルグル巻きにしたクーラーぼっく内部の温度です。
どちらが、外気温度なのか分かりませんよね。
つまり、外気温度とほとんど同じ温度推移!と言う事になります。

ちなみにこちらは2021年8月11日データです。
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Air断注意事項!


50℃に迫ろうとしているのが、遮熱断熱材でグルグル巻きにしたクーラーボックス内部温度です。
直射日光の影響を受けて、小屋裏温度並みに上昇しているのがお分かりいただけると思います。

これらが、「遮熱断熱材は、家で使用するにしては、断熱材としてはとても性能が低い!」と考える理由です。

Air断注意事項!

Air断は、面材壁工法を基本としています。
スジカイ工法でのAir断は、Air断基本工法ではありません。

温暖なエリアであればまだしも、寒冷地エリアでの「スジカイ工法」は、冬季肌着1枚で外に立つのと同じくらい、家が冷たくなります。
どれだけAir断に断熱力があっても、肌着1枚では焼け石に水、どうする事も出来ません。

また、Air断ではなく、一般的な住宅であっても、スジカイ工法を選択する事はお勧め出来ません。
ただし、現在でも「スジカイ工法」を選択する工務店が存在します。
様々なコダワリや、理由があっての事だと思います。

スジカイ工法を否定するワケではありませんが、弊社Air断ではお勧めしていません。
もちろん、工務店やお客様のコダワリであれば、「スジカイ工法」を採用しようが、「他の工法」と併用しようが、自由です。
ただ、弊社としてはお勧めしていない事をご理解ください。
(過去の記事http://www.airdan.jp/airdan_blog/diary.cgi?no=11)

北海道モデルvs東京モデル!二酸化炭素濃度比較!



北海道対流型ストーブ実験で、二酸化炭素濃度が400PPMを超えない事を確認しました。
一般的な高気密住宅の場合、燃焼系暖房機器を使用すると、2時間程度で5000PPMを突破。
5〜6時間で8000PPMにも達します。

しかし、愛知Air断モデルハウスでは、1900PPM程度まで抑えます。

そして、吸排気を大幅に増加させた北海道Air断モデルハウスでは、ほぼほぼ400PPM。
対流型ストーブ2台をフル活用しても、二酸化炭素濃度はほとんど上昇しませんでした。

それならば、
東京Air断モデルハウスでも、同じ事になる!
そう思っていましたが、東京Air断モデルハウスでは、なんと、1700PPMまで上昇!
何度やっても、結果は同じでした。
吸排気能力は、北海道Air断モデルハウスの1.2倍。
それなのに、二酸化炭素濃度は愛知Air断モデルハウスと同等!

今回確固たる理由はお伝え出来ませんが、北海道Air断モデルハウスと東京Air断モデルハウスでは、1か所だけ変更した部分がありました。

もちろん、吸排気能力には、全く影響を与えない変更!

のつもりでした。

しかし、この変更こそが、二酸化炭素濃度を上昇させた原因だと想定しています。
この結果を受け、大阪Air断モデルハウスの設計も急遽変更。
大阪Air断モデルハウスで検証後に、お伝えしようと考えています。

もちろん、エアコン暖房をメインとする場合は、影響ありません。
寒冷地で、Air断住宅を検討し、その際、燃焼系暖房機器の使用を考えている場合は、ご相談ください。

これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

両極端な意見



A様「Air断が止まらないようにして!」

B様「Air断が動くと寒いんですが・・・!」

こんな、両極端な意見を聞きます。
A様は、Air断が止まると寒さを感じるので、出来る限り止まらない設定にしてほしい!と言うもの。

B様は、“Air断が動いていると寒さを感じる”
と言うもの。稀にいらっしゃいます。
正反対ですよね。
もちろん施工した工務店は違います。

A様宅は、気密性が高く、丁寧に作られた家です。

そしてB様宅は、気密漏れがある家。
Air断は約20台の換気扇が大量の空気を吸い出しているため、少しでも気密漏れがあるとそこから空気が入り込みます。
B様には申し上げにくい事実なんです。

そもそも、気密漏れがある家とはどんな家なのか?

こちらをご覧ください!
こちらは建築途中、屋根三面交点部分、防水処理のかなめとなる、防水テープです。
かなめ中のかなめ、この防水テープがしっかり施工されていないと、10年後には雨漏りが始まる!と言われる、超重要ポイントです。

それが、御覧の通り、ぺろーんと剥がれてしまうあり様。
ローラーなどで、圧着出来ていない事が原因。

こちらは窓廻りの防水テープ。
こちらも、御覧の通り、ぺろーんと剥がれてしまいます。
通常なら、ローラーなどで、しっかり圧着しなければならない部分。
「あとからやる」
は通用しません。
施工した瞬間に圧着しないと、両面テープが空気と接触して接着力が低下してしまいます。
施工したら素早くローラー!がポイント。

さらに、ローラーをかけた上に、当て木をして圧着する職人さんもいます。
「動画は勘弁してくれよッ、でもここまでやっておくと、絶対に剥がれないんだ!でも、誰もやっていない!ちゃんと伝えてくれよッ、あんたらの仕事だろッ・・・」
笑顔で教えてくれた職人さんの事を思い出します。
そして、もちろん、多くのプロにお伝えしていきます。
慣れた手つきで、防水テープを叩いて回る職人さん。
時間にして1〜2分の事、たったこれだけの作業で、防水紙と防水テープが一体化。気密漏れすることなく、30年経過しても剥離しないと言われるほど強力な防水へ繋がるそうです。
そうなんです、ここがポイント!

それが、動画のような状態。
小さな空気は、ここを簡単に通り抜けます。
空気が通り抜けると、両面テープは次第に乾燥し、接着力ゼロになります。
こうなると、「防水」の役目すらしなくなります。

これが、B様邸の「Air断が動くと寒いんですが・・・」に繋がる根本的な原因。申し上げにくい話ですが、「雑な作り方」が原因なんです。


「そんなところから、空気が入り込むワケ無いだろ!」

と思っているプロの方、勘違いしています。
ここから、空気が入り込んでいるんです。そして雨水も・・・
特に風が強い雨の日は、家内部と外部で気圧差が発生、内部気圧が下がると、一気に空気を吸い込みます。

この時、雨水も同時に吸い込み、雨漏り!となって家内部に広がります。

「どれだけ放水テストを行なっても、原因の分からない雨漏り」

当たり前です、放水テストでは再現できない、下から上に雨水が駆け上がる事で発生する雨漏り!
これらの原因が全て、動画の様な施工・・・

そして、気密漏れの原因です。

A様邸では、この様な気密漏れを熟知した現場監督、そして職人さんが作り上げる事で、気密漏れが無い家が出来上がり、結果、Air断が止まると寒い!に繋がります。

B様邸では、動画の様な施工が重なり、様々な場所で気密漏れ。
Air断は、この様な場所からガンガン空気を吸い込み、「Air断が動いてると寒い」となるワケです。
Air断が動いて「寒い」と感じる場合、作り方が下手以外の何物でもありません。申し上げにくいのですが、これが事実です。

Air断は、工法をお伝えしているだけであって、その工法を活用し、良い家を作り上げるのは、工務店です。
施工に問題があると、容赦なく外気を吸い込み、冬季であれば「寒い」結果に繋がります。
再度気密処理を行なう事で、問題を解消出来るケースがあるので、詳しくは取り扱い工務店にご相談下さい!

そして、心配な方は、弊社検査の導入をお勧めします。

もちろん、検査など不要な工務店がほとんどですが、Air断歴が短いと、ミスが重なる事があります。取り返しがつかない、防水処理関連部分だけでも、弊社を活用すると良いかと思います。

これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

-19.5℃!北海道モデルハウス、最低温度を記録した日!



2022年1月31日、外気温度が、北海道Air断モデルハウス観測史上最低温度を更新しました。
Air断温湿度データは、−19.5℃を記録していました。
こちらが、その時の外気温度です。
今季5度目の−15℃以下、そして、観測史上最低温度でした。

この時の床下温度は、−2℃。
外気温度よりも17.5℃高い温度。
小屋裏温度は、なんと3℃、外気温度よりも22.5℃高い温度です。

この温度が家を結露被害から守ります。


北海道スタッフ佐久間が出社時には、−19℃だった外気温度ですが、動画を撮影する頃には−16.5℃まで上昇したそうです。
北海道モデルに入ると、玄関は15.5℃。いつもは20℃近くありますが、何度か出入りしたので、さすがに温度が下がっています。それでも15.5℃、外部との温度差は32℃!
もちろん暖かい。

リビングに移動すると、21.8℃、脱衣場20.9℃、浴室18.6℃・・・

エアコン暖房は、外気温度が下がれば下がるほど、暖気を作り出す性能が下がります。
特に、家庭用電源では、−10℃が能力の限界!
-15℃になると、暖房能力は一気に低下し、−20℃に達すると、暖める能力を、冷やす能力が上回り、設定温度に達しなくなると言われます。

北海道Air断モデルハウスのエアコン設定温度は24℃、つまり、設定温度に達していませんが、リビング21.8℃であれば、頑張った方だと思います。
もちろん、外気が、−25℃、30℃と下がれば、エアコンだけでは能力不足になります。
そのような時は、補助的に、対流型ストーブを追加すれば、たちまち全部屋温度アップ。家の中で、寒さを感じる場所はどこにも無くなる事は実証済み。
そして、こんな状態でも、窓ガラスにも、サッシにも、一切結露はありませんでした。


基礎断熱無し、断熱材はオールグラスウール100ミリで、外気が−20℃に迫る中、エアコンだけで室内22℃をキープ出来るのは驚きではないでしょうか?

こちらは、この日の通気壁の温度です。
フロアー付近が20℃、徐々に上昇し、天井付近で21.5℃、さらに吸気口付近では24℃まで上昇している事がお分かりいただけると思います。

さらにこちらが、この日の小屋裏写真。
結露してる様子も、結露した痕跡もなく、引き渡し当時の綺麗な状態を維持しています。

超高気密高断熱住宅、樹脂サッシ、トリプルガラスでも、結露が発生します。
気密性、断熱性を高めれば高めるほど、高まる結露リスク。
現時点で、気密性、断熱性を高めても、結露が発生しない家づくりは、Air断だけだと判断しています。

これらの情報が、これから家を建てる人のお役に立てれば幸いです。

雪のAir断!



雪のAir断!

こちらは、無落雪屋根で作った、北海道Air断モデルハウスです。
Air断は、通気層部分に雪が積もったらどうするの?
とご質問を受けました。

かなりの雪が積もりましたが、外周部Air断通気層部分は、ほんのり雪が解けていました。
除雪は必要だと思いますが、家のすべての外周部が、雪で覆われるわけではないので、吸排気はできていると判断しています。

また、室内吸気口から入り込む空気の量も、以前と変化していません。
除雪が不要だとは言えませんが、頻繁に除雪を行なう必要はないと考えています。

これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。