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魔法瓶実験を追加!

「魔法瓶実験データが無いけど!」とご指摘を頂きました。
一定期間測定を終えたので、取りやめていましたが、アンコールを受け、
7月25日から再開しています。
今回は魔法瓶ではなく、写真の電気ポットで測定しています。
(電源は入っていません)
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魔法瓶実験を追加!


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魔法瓶実験を追加!


7月26日のデータでは、外気温度38℃時に、48℃まで上昇しています。
外気温度の低下と共に、電気ポット内部温度も急低下。
「断熱性能が高いポット」と書かれていましたが、以前の魔法瓶同様
あまり変化はありません。
1年間測定し、新型電気ポットや、高性能魔法瓶が出たら、交換して測定を続ける予定です。

「なぜ外気温度よりも、電気ポット内部温度が上昇するんだ?」
太陽光が直接照り付ける事で、電気ポット外側が50℃近くまで上昇します。
この太陽光の影響を受けて、内部温度も上昇していると推測しています。

夏季のカビに関して

愛知モデルハウスでは、夏季の“カビ”に悩まされます。
革製品、コート、イグサ系座布団、出入りしない部屋の無垢材フローリング面では、たびたびカビが発生しました。
カビの発生メカニズムは、夏季水蒸気を含んだ空気が室内に入り込み、それを、革製品、コート、イグサ系製品が吸い込んでカビを誘発していると推測しています。

しかし、同じ状態の北海道モデルハウス、東京モデルハウスでは、カビは一度も発生していません。

「湿度が違うのでは?」

北海道も東京モデルも、愛知モデルと変わらない“絶対湿度”であることを確認しています。(夏季20g/㎥程度)

愛知モデルと、北海道、東京モデルとの違いは、吸気の場所です。
愛知モデルは、初期物件だったので、1階天井の様々な場所から吸気を行なっています。
さらに、天井カセットエアコンなので、吸気した空気全てがエアコンを通っているわけではありません。

逆に、北海道、東京モデルハウスでは、エアコン上部だけに吸気口を設け、エアコンで除湿した空気が入り込むように設計しました。
さらに、愛知モデルでは、引き違いサッシを多用しています。
北海道、東京モデルでは、引き違いサッシはありません。
FIX窓や開き戸タイプの窓だけなので、サッシから空気が入り込む事はありません。

さらにもう一つ、愛知モデルには、基礎パッキン部分の不織布がありません。
北海道、東京モデルハウスでは、セットした不織布が、カビ菌を排除していると想定しています。

今季東京モデルには、愛知モデルで毎年カビが発生した『革のカバン』と『革靴』を持ち込み、テストしています。
9月3日時点で、カビは発生していませんでした。
追加検証として、愛知モデルでは、水切り下部の不織布を取り付ける工事を行ない、来年のカビ発生テストをする予定です。
入り込む水蒸気を減らす事は出来ませんが、カビ菌を減らす事が出来れば、同じ湿度でも、カビの発生を抑える事が出来るのでは?と想定しています。

今後も検証を進めて報告します。

掃除した記憶がありません・・・



築7年になるAir断住宅の寝室カーテンレールを撮影しました。
住まい手曰く、「掃除した記憶はない」とのことです。

うっすらとホコリが確認できますが、“築7年掃除していない”とは思えませんよね。
比較的、上部はホコリが溜まりにくく、下の方は上部よりもホコリが溜まります。
(ホコリが溜まると言っても、一般住宅とは比較にならないほどホコリが溜まる量は少ないです)

Air断フィルターはどのように取り換えるの?価格は??

ご質問があったのでお答えします。

幅90センチ、長さ10センチ140円程度の不織布をご用意ください。
下部からフィルターを確認して、汚れていたら、その部分を外し、新しい不織布と取り換えます。
作業的には数分で終了すると思います。


外周部家全体の不織布を取り換えても、4000円程度(35坪程度の大きさ)時間にして30分ほどあれば完了すると思います。

ただし、Air断初期versionには、不織布が採用されていません。
新たに不織布を取り付ける場合、Air断取扱工務店にご相談下さい。

地盤改良って必要だろうか?



東京モデルハウス無断熱材の家が完成して間もなく、設計士吉田が意味深な事を言い出した。

現在、地盤改良の費用は、平均すると150〜160万円が相場。
家が傾かないように、基礎の下で家を支える重要な工事ですが、
本当に必要だろうか?と言い出しました。

家の荷重は35坪の家で80トン前後。
メチャクチャ重いですよね。
しかし、体重70キロの人の方が接地面積的には重い事をご存知でしょうか?

35坪の家の場合、基礎の底面部分は100u程度の大きさ。
つまり1uに換算すると、800キロになります。
対して、70キロ、人の足の裏の平均面積は0.027u。
1uには、37人分の足裏が入ることになります。
37人×70キロ=2,590キロ
つまり、1uあたり2,590キロとなります。
家の荷重1uあたり800キロに対して、3倍以上2,590キロの荷重になるのが、70キロ、人の体重です。

片足で立ったら、0.0135uに70キロ。1uに換算すると、家の6倍以上、5,180キロの荷重が、地面にかかる事になります。
人の足にかかる荷重は、家よりもはるかに重いんですよね。
しかし、片足で立ったからと言って、地盤にめり込むような土地はなかなかありません。
めり込むようであれば、軟弱地盤、地盤改良が必要だと思われます。
つまり、片足で立って、めり込まなければ、地盤沈下する可能性は極めて低い…となります。

しかし、万が一があります。沈下しないとは言い切れません。
そこで、「万が一地盤沈下しても、簡単に沈下修正出来ればよいのでは?」と考えていました。
土台と基礎のあいだに、アジャスターを設け、万が一沈下した場合、アジャスターを回転させて家を持ち上げる・・・
簡単そうですが、実は、これが出来ないんです。
アジャスターを締め付けるボルトは壁の中。つまり壁を壊さなくては、締め付けボルトが出てこない。
締め付けボルトが出てこない限り、アジャスターは回転しない・・・
これが難問でした。
これを解決したのが、インテンショナルロック機能を持ったボルト。
インテンショナルボルトと呼んでいます。


秘密は、アジャスターとインテンショナルボルトの接合部にあります。
現在特許を出願中です。
インテンショナルボルトを締め付けると、アジャスターとインテンショナルボルトが一体化!
土台下部のアジャスターを回せば、インテンショナルボルトが一緒に回転。
壁を壊すことなく、家を少しずつ持ち上げます

もちろん、ホールダウン金物も調節出来るように設計してあります。

2階建までの木造住宅なら、沈下が起きる可能性は極めて小さく、万が一沈下した場合も、簡単に修正が可能。
これにより、150〜160万円かかる地盤改良費用が不要になります。
さらに、基礎立ち上がりを均一にしなくても、ミリ単位で調整出来るので、基礎工事が簡素化できます。
さらに基礎パッキンが不要。
万が一沈下が起きれば、外壁下部を外してアジャスターを回転させるだけで、沈下修正が可能。
コストが下がり不安も軽減出来ます。


問題は、本当に家が持ち上がるのか?

「計算では持ち上がるが、実際に、大阪モデルハウスを建ててみて、実験して見てはどうだろう?」
吉田の発言に、経理が反発。
「この本社も、愛知モデルハウスも残っているのに、追加で北海道と東京モデルハウスを頼み込んだばかり、銀行は無理ですよ」

「これは、建築に革命を起こすかもしれない商品、銀行も理解してくれるはずです。。。。。」

「革命ですよね、あざーす!何とかしま〜〜す・・・・」

「エェェェえええええ〜〜〜〜〜〜っ」

こうして、大阪モデルハウス、インテンショナルボルトを使用した無断熱材の家!プロジェクトが始まりました。

すでに土地購入を終え、順調にいけば年内に完成予定です。
Air断マガジンで、随時報告いたします。

アルミ遮熱断熱材実験

「以前のアルミ遮熱断熱材実験は、住宅で使用してる遮熱断熱材ではない!実験がオカシイ」
とご指摘を受けましたので、新たに取り寄せて、7月27日より計測を開始しました。
動画のように、発泡クーラーボックス内に温度センサーを入れ、アルミ遮熱断熱材で2重に覆いました。
部分的に5重になっている部分もあります。


さらにこの発泡クーラーボックスを、クーラーボックスに入れて東面ベランダに放置。

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アルミ遮熱材断熱材が入ったクーラーボックス


超高気密、そして超高断熱、さらにアルミ遮熱断熱材による熱の反射まで行なっている、特製クーラーボックスをベランダに配置。
こちらがその特製クーラーボックス内部温度データです。
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7月28日アルミ遮熱断熱材温度データ


前回の実験データとほとんど変わっていません。
外気温度の上昇と同時に、内部温度も上昇し、外気温度の下降と同時に、内部温度も下降・・・。


断熱気密性の高いクーラーボックス内部に、さらにアルミ遮熱断熱材でグルグル巻きにした発泡クーラーボックス内部の温度センサーが、太陽光や外部温度の影響を受けて、ほぼ同時に温度が急上昇したり、下がったりしています。

圧倒的な気密性能、そして断熱性能を持ったクーラーボックスでも、内部温度は外気の影響を受けて上下する事が分かると思います。

アルミ遮熱断熱材を、家で利用しても、あまり意味が無いと理解できるのではないでしょうか?
しかも、家の場合、24時間換気の義務化により、家内部の空気を入れ替える必要があるので、特製クーラーボックスの様な「高気密」状態を作る事は出来ません。


アルミ遮熱材は、放射熱を反射する能力は高いと思いますが、対流熱に関しては全く反射していないそうです。
さらに、放射熱を反射しても、跳ね返って暖められた部分から対流熱となって伝わってくるので、反射してもしなくても、同じ事!だと言われます。
(反射した光が、2度と帰ってくることが無い宇宙空間であれば、効果は高いです)

「なぜ外気温度よりも、アルミ遮熱材内部温度の方が高い?」
これは、太陽光がクーラーボックスを直接温め、その温度がクーラーボックス内部に伝わる為です。
外気温度は、地盤面から2mの高さの空気の温度を計測しています。太陽光の影響を受けにくい場所の温度なので、クーラーボックス内部の方が温度は高くなります。


ご理解いただければ幸いです。