遮熱断熱材はどうですか? ご質問を受けました
遮熱断熱材とは、アルミ箔貼った、光を反射する断熱材です。
屋根や壁に貼る事で、光を反射し、夏の温度上昇を抑制すると言われています。
しかし、光を反射したからと言って、夏の温度上昇を抑制する事は出来ないと思います。
こちらは、屋外に放置した、6面全て鏡張りbox内部の温度センサー値です。
太陽光を85%反射する鏡を使用しています。
こちらが、8月13日外気温度推移、そしてこちらが、鏡張りbox内部温度の推移です。
外気温度の上昇、下降に同調して、鏡張りbox内部温度も上昇、下降しています。
更にこちらは、アルミ遮熱断熱材で覆ったボックス内部の温度センサー値です。
似たような温度推移をしている事が分かると思います。
8月14日がこちら、8月15日は、鏡張りboxも、遮熱断熱材内部も、50℃を突破。
光を反射しても、熱は対流で伝わります。あまり意味が無いと思います。
ちなみに、隣に置かれたグラスウールbox内部がこちら。
セルロースbox内部がこちら、スタイロフォームbox内部がこちら。
なんと50℃突破。
発泡ウレタンbox内部がこちら、ロックウールbox内部がこちら。
ネオマフォームbox内部がこちら、最も熱伝導率が低いと言われるキューワンボードがこちら。最後にジェル断がこちら!(スゲェ!と言う文字が出る)
「冬はどんな推移?」
2025年1月27日、外気温度がこちら。
鏡張りbox内部がこちら。
アルミ遮熱断熱材内部がこちら。外気温度より下がってます。これは放射冷却の影響だと思います。
グラスウールbox内部がこちら。
セルロースbox内部がこちら、スタイロフォームbox内部がこちら。
一番温度が下がってます!(なんで?)
発泡ウレタンbox内部がこちら、ロックウールbox内部がこちら。
ネオマフォームbox内部がこちら、最も熱伝導率が低いと言われるキューワンボードがこちら。最後にジェル断がこちら!(スゲェ)
参考にしていただければ幸いです。