No.474の記事

1種換気は虫がわくそうです。更に、住まい手が気付かない強烈な家庭臭


第一種熱交換換気扇を採用した工務店社長が語ってくれたお話です。
第一種熱交換換気扇とは、室内で暖めた空気の熱を捨てずに、空気だけ排出する換気扇。

原理はいたってシンプル。室内の空気を外部に排出する時、内部の熱交換フィルターを通り抜ける事で、熱を蓄積。
その、熱が蓄積されたフィルターを通して、空気を取り入れる事で、熱を外に捨てる事なく、空気の入れ替えが可能!と言う仕組み。

しかし、熱交換換気扇が取り入れる空気は、暖房をし終えた20℃前後の空気です。
そして、熱交換換気扇が置かれる場所は、大半が小屋裏です。
その小屋裏は、冬季最も温度が低い場所!

こちらは、一般家庭の外気温度と小屋裏温度。
外気2.2℃時に、小屋裏は3.5℃しかありません。
20℃の空気を熱交換フィルターに送り込んでも、11.7℃で室内に入り込む計算。
寒いと思います。

更に、熱交換フィルターは、頻繁に清掃しないと、虫が湧くそうです。
室内をブンブン虫が飛び回る光景にビックリしたお客様が、工務店に連絡。
調べると、熱交換フィルターで大量の虫が発生していたそうです。
その時の部屋の臭いは、マスクをしていても目まいがしたそうです。
こまめな清掃だけでは、カビ菌などは除去が難しく、数年で交換が必須。そして熱交換する必要が無い、春や秋も、無意味な熱交換を行ないます。これが電気代の無駄になり、大きなロスに繋がります。
更に15年で、熱交換換気扇が寿命を迎えます。
どう計算しても、エコにはならないと語ってくれました。

熱量が膨大で、頻繁に清掃、交換が行われる公共施設、商業施設であれば、効果があるのだと思います。しかし、一般家庭の場合、そもそもの熱量が少なく、本体価格、フィルター清掃や交換費用、電気料金、更には本体交換費用が、積み上がる事で、エコには繋がらないと語っていました。
必ずしも正しいとは言い切れませんが、皆さまのお役になれば幸いです。