「通気層に上昇気流が発生してると聞いたのですが!」 残念ながら発生してません。 「自然の力で対流すると聞いたのですが?」 無理だと思います。
「通気層には、上昇気流が発生していると聞いたんですが?」
「自然の力で対流すると聞いたのですが?」
ご質問がありました。
計測しましたが、通気層に上昇気流は発生していません。
更に、自然の力で、空気が対流する事も無いと思います。
通気層とは、家外周部分に設けられる16ミリ程度の空間です。
外壁と、壁の空間の事を、通気層と呼んでいます。
太陽光が、外壁を暖める事で、この空間が暖まり、上昇気流が発生して、空気が対流する!と言われていました。
こちらのグラフは、その通気層部分の温度グラフです。
外部温度が青色、ボタン色が南側通気層内部温度です。
最も温度が上昇する8月1日から、日々の温度変化をご覧ください。
外気温度の方が、通気層内部温度よりも高い事が分かると思います。
8月1カ月間、一度も、通気層内部温度が高い日はありませんでした。
上昇気流は、他の場所より温度が高くなる事で発生する現象。
つまり、通気層で上昇気流が発生する事はあり得ない!となります。
もちろん、自然の”風”が通気層に対流を発生させる事も考えられますが、これには、かなりの風速が必要。
更に、風任せ、では、最近の高気密住宅に対処する事は出来ません。
必要な時に、必ず対流が発生する仕組みが、高気密住宅にとって必要不可欠な換気対策。
特に、風の無い晴れた夜間は、放射冷却の影響を受けて、屋根材や壁材が、急激に温度を失います。そこに発生するのが結露!小屋裏の屋根合板に、ビッシリ発生する結露を、自然の風任せでは防ぐことが出来ません。
だからこそAir断。
必要な時に、必要な場所の換気を行ない、結露を回避する仕組みが、家を長持ちさせます。
建てるなら是非、Air断をお選びください。