電気料金比較データ

エアコン3台稼働時の電気代 冬編

■エアコン1台
2019年12月〜2020年3月の電気代
  56,947円(4カ月間合計)

■エアコン3台
2020年12月〜2021年3月の電気代
  56,449円(4カ月間合計)

エアコン3台使用した方が、498円安くなりました。
もちろん、快適度合いは全く違います。

エアコン1台使用時は、1階脱衣室と寝室が若干”冷ッ”としましたが、3台使用した今季は、家の中で寒さを感じる場所はどこにもありませんでした。
(もちろん、動かしていた時間帯も、エアコン設定温度も同じです。)

弊社の推測!
3台使用した方が、家全体が暖まりやすく、トータル的な電気料金も安くなる!と判断しています。

今後!
1シーズンのデータなので、今季、来季も同じ状態で計測し、データの信憑性を高める予定です。

3台エアコン稼働した8月電気代が出ました。


一昨年の電気代(2018年)
稼働時間
1.リビングエアコン 8時〜深夜3時 19時間のみ
7月25日〜8月25日 1か月電気料金 13,872円

昨年の電気代(2019年)
稼働時間
1.リビングエアコン 8時〜深夜3時 19時間のみ
7月25日〜8月25日 1か月電気料金  12,376円

今年の電気代(2020年)
稼働時間
1.リビングエアコン 8時〜深夜3時 19時間
2.2階北側エアコン  8時〜深夜1時 17時間
3.2階西側エアコン  8時〜深夜2時 17時間
7月25日〜8月25日 1か月電気料金  12,279円でした。

3台稼働した今年2020年が、最も安い電気代になりました。
今年愛知県では、25年ぶりに、14日連続猛暑日を記録する稀に見る暑い夏でした。
「なぜ3台のエアコンを動かしても、電気代が安かったのか?」
一般的な家であれば、エアコン台数が増えれば、電気代が増加します。
しかしAir断住宅の場合、エアコンの冷気を各所のファンが通気層に排出しています。
特に2階2台のエアコン冷気を、8台のファンが通気層に送り込んだ事が影響したと考えています。

昨年までは、1階リビングエアコン冷気だけが通気層に送られていました。
しかし、1階リビング冷気は、冷たい空気なので、通気層を駆け上がる事は出来ません。下へ下へと流れ、上に流れる事が出来なかったと想定しています。


しかし今年は、2階から冷たい空気が通気層に送れら、勢いよく1階まで流れこんだはずです。
この対流が、外部から伝わる熱を効果的に遮断。
室内温度上昇が抑えられ、各エアコンが省エネモードで稼働した結果、トータル電気料金が下がったと考えています。

来年の夏も同様の検証を行い報告させていただきます。

1台よりも3台が電気代がお得!でした



合計3台のエアコンを稼働させた、2020年7月の電気料金が、1台稼働の2017年よりも2700円もお得!

エアコン1台使用時の昨年までは、2階は29℃まで上昇し、ムッとしました。
今年は2階のエアコンを稼働させ、合計3台で家全体を冷房。
当然、2階がムッとする事はありません。
どこにいても快適!

そして肝心の電気代ですが、
2017年7月 8,574円(リビングエアコン1台稼働)
2018年7月 11,668円(リビングエアコン1台稼働)
2019年7月 6,965円(リビングエアコン1台稼働)
2020年7月 8,959円(リビング、2階2部屋、合計3台稼働)
3台稼働したにも関わらず、最も高かった2018年と比べると2,700円も安くなっていました。

理由は、2階エアコンが動く事で、通気層を流れる冷気が増加し、外から伝わる熱気を効果的に遮断。
家全体の熱が上がりにくくなり、エアコンがエコモードで動いたと想定しています。

逆にリビングエアコン1台のみの、2017〜2019年は、1階のみの冷気だけで、家全体を冷却していたので、効率が悪かったのだと判断しています。

7月のエアコン稼働時間は、バラツキがありますが、8月は毎年全て同じスケジュールで自動運転しています。8月の電気代が、「3台使用した方が安価」の裏付けになると考えています。8月末にはお伝えする予定です。

(注)愛知県モデルハウスは、オーナーの強い意向で、エアコンを7台設置してあります。
「何が何でも、石油ファンヒーターを使用したくない」
との思いが強く、
玄関に6畳用エアコン
リビングに28畳用、12畳用エアコン
ランドリールームに6畳用エアコン
寝室に8畳用エアコン
2階2部屋に6畳用エアコン
計7台設置してあります。
さらに、これらを家庭用電源ではなく、低電圧三相200V 、通称”動力電源”で動かしています。もちろんエアコンも、三相200V対応。その為、エアコンだけの電気代が請求されます。
「非力なエアコン暖房でも、これだけの数で暖めれば、寒くないだろう」
との思いでしたが、冬に動かすエアコンは28畳用エアコン1台のみで十分過ぎるほど暖かい結果になりました。
「三相200Vなんて必要なかったぁ」
と悔やまれています。

冷房は3台使用しても電気代変わらず

Air断住宅2020年6月のエアコン料金を掲載します。
2020年はリビングエアコンと、2階2部屋のエアコン2台を稼働させました。
合計3台のエアコン稼働です。

※2020年6月  6856円 (6月5日〜6月30日まで25日間エアコン稼働)
ちなみに、2019年6月 リビングエアコン1台だけのエアコン料金がこちらです。
※2019年6月  6238円 (6月20日〜6月30日まで10日間エアコン稼働)
昨年との差額 618円今年の方が高い
しかし、エアコン稼働日を考慮すると、差はありません。

以下弊社が想定した理由です。
「リビングエアコン1台で冷房するよりも、各部屋で冷房した方が電気代が安い」

※エアコン1台フルパワー運転>エアコン3台エコモード運転


昨年までは、リビングエアコン1台で冷房を行っていました。
リビングは25℃台ですが、2階は27℃まで上昇し、1階と比べると蒸し暑さを感じました。

今年は2階エアコン2台を使用し、リビングエアコン含め、3稼働。
2階エアコンは27℃自動運転ですが、ほぼエコモード運転でした。
1台フルパワーで冷房するよりも、3台エコモード運転の方が、電気代は安いようです。

7月、8月と同じ設定で冷房を行い報告します。

Air断住宅と高気密高断熱住宅の光熱費比較

電気料金比較データ

43坪2階建、高気密高断熱住宅と、44坪2階建Air断住宅の1年間電気料金を比較しました。
両者ともオール電化住宅です。
高気密高断熱住宅は、冬場石油ファンヒーターを併用しています。(灯油料金込み)
いっぽうAir断住宅は、エアコン暖房のみです。
高性能断熱材の家 1年間トータル=202,772円
Air断の家      1年間トータル=172,727円
差額              = 30,045円
住宅検査 ホームリサーチ
Air断住宅と高気密高断熱住宅の光熱費比較


高気密高断熱住宅ユーザー
 冬は寒いです。
 誰かが洗面所に出入りするだけで背中がスースー。
 誰かが帰ってくるだけで、背中がスースー。
 エアコン暖房じゃ全く追いつかない。
 石油ファンヒーターとこたつとホットカーペット使用。
 それでも寒い…。
 窓はビッシリ結露で、額縁にカビが生えました。
 工務店に文句言いましたがなしのつぶてで…。
 灯油を買いに行くのが面倒で・・・
Air断住宅ユーザー
 エアコン暖房で冬を乗り切れるとは思っていませんでした。
 リビングが28畳。吹き抜けなので、エアコンを2台取り付けてあります。
 足りないと思っていましたが、1台のエアコンだけで家全体が暖かかったことに驚き。
 (最悪燃焼系暖房機器を使うつもりでしたが、全くその必要はありませんでした。)
 家の中で寒さを感じる事が無いほど暖かいです。
 (2018年1月〜2月は24時間エアコン暖房入れてます。)
 5Kw太陽光発電を付けたので、年間トータルはプラス1200円でした。

電気料金比較内訳
高性能断熱材の家        Air断の家
2016 4  17,532円     13,423円
2016 5  14,982円     11,504円
2016 6  12,912円     11,566円
2016 7  14,635円     12,572円
2016 8  16,512円     13,850円
2016 9  14,914円     13,225円
2016 10  11,023円     10,519円
2016 11  13,955円     12,046円
2016 12  21,047円     16,177円
2017 1  22,177円     21,019円
2017 2  24,506円     19,861円
2017 3  18,568円     16,927円