その他

社内スタッフ見学ツアー?




社内スタッフ見学ツアー??
参加 し ま せ ん。
ゼロゼロ融資の返済が始まったの!

返済もゼロにしてほしいくらいなのに、そんな余裕ありませんっ。

大阪モデルの返済にも困ってるのに、何が九州よっ。
銀行呼んでも来ないし・・・
全く・・・
なになに、モデルの中で、8月の電気料金が最も安い?
そりゃそうでしょ、ジェル断なんでしょ!安くなきゃダメでしょ。
なになに、8月40℃超えた日が12日間、それでも設定温度以下で推移!
40℃超えが12日間って、さすが九州ね。
なになに、室内湿度17g以下・・・
これは、よくわからないけど、湿度が低いって事か・・・
エッ、8月のエアコン電気代東京の半額ぅ〜!!
40℃超え12日間もあって?
マジ・・・・
うちより、安いじゃん・・・
嘘ッ・・・

いつよ?いつ見学出来るの?
行くわッ、見ておくわッ。

2023年7月20日、日本初、全方位ジェル断を施工したAir断九州が完成!
見学申し込みお待ちしています。

断熱性能対決!温度比較



2020年岐阜県に完成した、当時の断熱等級4、現在の断熱等級7に匹敵する、断熱性能最高レベルの物件と、断熱等級2のAir断大阪モデルハウスを、エアコンを使用しない状態で比較しました。
エアコンを一切使用しないので、性能の差がもろに現れる実験です。

まず、断熱等級7に匹敵する物件のスペックから。
天井断熱に、セルロースファイバー400oを吹き込み。
壁にもセルロースファイバー100oを吹き込み、更に高性能グラスウール100oで付加断熱。
防湿合板、防湿ビニールでしっかり防湿。サイディングまで含めると、壁厚は300oに達します。
基礎は100oスタイロフォームで全周基礎断熱。
更に、樹脂サッシトリプルガラス、内装仕上げは調湿性の高い珪藻土仕上げ。

24時間換気は第1種の熱交換型換気扇。
気密性能、C値0.1を達成した、超高気密住宅。
断熱も、防湿も、調湿も、気密も、これ以上無理!と言うレベルに引き上げ、床下エアコン1台で、夏も冬も快適な環境になる!と言われた物件です。
Air断ではありません。
しかし、夏も冬も、床下エアコンだけで快適にはなりませんでした。
工務店社長から
「最高の断熱材を使用して、完璧に作り上げた。その性能をモニターしたい」
との意向を受けて、様々な場所にセンサーを取り付け。
引き渡し後、24時間、温湿度をモニターしています。

対して断熱等級2、Air断大阪モデルハウスは、
天井にジェル断。
壁は、36oの合板を施工。
床下にもジェル断。
アルミサッシ、ペアガラス!
防湿ビニール一切なし。
基礎断熱も無し。
ビニールクロス仕上げ。
Air断による第3種換気。そしてC値0.38。

断熱等級では5段階下、防湿、調質、気密、全ての面において大きく引けを取るAir断大阪モデルハウス。

どれほどの差が生じたのか?

まずは室内温度比較からご覧いただきます。
両物件共に、エアコンは一切使用していない、6月23日から6月27日で比較しました。

断熱等級7、当時「最強」と言われた物件から。
6月23日、リビング温度は25℃をウロウロ。
6月24日は、1日中25℃を超え、マックス27℃を突破。
6月25日も、1日中26℃を超え、マックス28℃に迫る。
6月26日も、1日中27℃をウロウロ。
6月27日も、1日中27℃をウロウロ。
これが、断熱等級7、断熱最強物件の室内温度。

対して断熱等級2、Air断大阪モデルハウス
6月23日は、20℃近辺をウロウロ。
6月24日は、マックス23.4℃
6月25日は、マックス23.7℃
6月26日は、22℃から23℃をウロウロ
6月27日は、マックス24.5℃

5日間の比較で、断熱等級7、断熱最強物件は、23日以外、25℃を下回る事がありませんでした。
対して断熱等級2、Air断大阪モデルハウスは、5日通して、25℃を上回る事がありませんでした。

これらのデータを見る限り、断熱等級7であっても、室内温度は、断熱等級2、Air断大阪モデルハウスにも劣る断熱性能だと判断出来ます。

こちらのデータは、両物件とも晴天に恵まれた7月7日のデータです。
外部温度は37℃まで上昇。
断熱等級7断熱最強物件は、リビングが28.6℃まで上昇し、11時からエアコンを入れています。もしエアコンを入れて無ければ、30℃を突破していると思います。
対するAir断大阪モデルハウスは、エアコンを入れる事なく、マックス26.4℃までしか上昇しませんでした。

これは、「断熱等級だけで、断熱性能を比較すべきではない!」と言う事に繋がると判断しています。
そして、断熱等級は、高価な断熱材、高価なサッシ、ガラスを使用すれば、簡単に等級を上げる事が可能。しかし断熱等級を上げたとしても、断熱性能が上がるわけでは無い事を、知っておいてください。

もちろん、他の断熱等級7の家では、違う結果に繋がるかもしれません。
しかし、弊社がかねてから「どれだけ高性能の断熱材を使用しても、どれだけ厚みを増しても、断熱性能は変わらない」とお伝えしている通りの結果に繋がっただけに、他の「断熱等級7」の家も、同じ結果だと想定しています。
これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

耐震性に関する相談を受けました



地震大国日本では、巨大地震の発生確率100%だと言われます。
しかし、最大震度7の揺れが襲い掛かるエリアは、比較的小さいと言われます。
そのエリア内に、お客様の家が入り込む可能性は?と考えると、さらに小さな確率になります。
弊社独自の試算では、99.98%、お客様の家が、震度7に遭遇する可能性はありません。
仮に震度7エリアに入っても、現在の建築基準法で建てられた家であれば、倒壊する事はありません。
しかし、倒壊しなくても、津波や火災などの二次被害に巻き込まれれば、為すすべはありません。

必要以上に耐震性を高めても、二次災害に巻き込まれたら、ひとたまりもない!のが現状。津波に耐え抜く木造住宅は皆無。たとえ出来たとしても、コストが増大。
私たちに、選択肢はありません。

弊社は、耐震性は、高めるよりも、維持する事の方が重要だと判断しています。
現在の建築基準法は、最大震度7に耐えられるように制度設計されています。
しかし、その耐震性が、長期的に維持できるか?に関しては、黙認されているのが現状。
特に、最近の家は、超高気密超高断熱で作られます。断熱性が高いと言う事は、室内と室外の温度差が高まる!という事。
この温度差が、結露発生リスクを高め、高い気密性能が、発生した結露を、乾燥させる事なく、長期間キープします。
屋根裏、壁内部、床下で結露が発生すると、なかなか乾きにくいのが高気密住宅。
発生した結露水が長期間木部に接触する事で腐朽菌が繁殖、木部が腐食して臭いを発し、その臭いにシロアリが集まって食害に繋がります。
そして、腐食した木材や、害虫に食された木材の耐力は著しく低下。
どんなに、耐震性が高い家でも、腐食、食害による劣化には勝てません。
小さな地震にも耐えられない、耐震性が極めて低い家になってしまいます。


この木材の腐食の原因、結露を抑制するには、風通しを良くする事が最も重要!
しかし、風通しを良くすると、気密性、断熱性能が低下・・・
風通しと、気密性断熱性能は、相反する性能、両立させる事は困難でした。

それを可能にしたのがAir断です。
風通しに関しては、室内だけではなく、床下、1階天井、2階天井、通気層部分の風通しも行う設計。
この風通しの良さが、室内で一滴の結露も発生させない、小屋裏の釘さえ、サビさせない、環境を作ります。
一般住宅の場合、この様にすぐにさびてしまいますが、4年目になるAir断北海道モデルハウスの小屋裏釘はご覧の通り、新品の様な状態が続きます。


さらに、室内干しでもすぐ乾く、家庭臭がしない、ホコリが少ない環境を作り上げます。
こちらは3か月経過した一般家庭の空気清浄機、こちらは、同じく3か月経過したAir断愛知モデルハウスの空気清浄機、同じ家族構成、同じ空気清浄機で、これだけの差が生じます。


「震度7の地震に何度遭遇しても倒れない」

こんな、耐震性の高い住宅が、本当に必要でしょうか?
震度7の地震が、何度も襲い掛かる確率は、とてつもなく低い確率です。
そして、どれほど高い耐震性でも、二次災害に巻き込まれたらイチコロ、さらに、結露被害により腐食、食害を受けたら、震度3にも耐えられない耐震性へと変化します。

私たちは、
耐震性を高めるのではなく、長期的に維持する事が、最も重要だと考えています。


あくまでも、弊社の考えです。参考にしていただければ幸いです。

「気密は高めれば高めるほど良いのか?」 気密を高めた時のデメリットをお話します



「気密を高めれば高めるほど良いのですか?」

ご質問がありました。

簡単なご質問ですが、様々な事が関係するので、説明が長くなる事をご理解ください。そして、ここから先は、弊社独自の見解です、必ずしも正しいとは言えない事を前提にお聞きください。

家の気密は、高めれば高めるほど、隙間が少なくなるので、冷暖房効果が高まると思いますよね。
しかし、現状は違います。理由を説明します。

現在の家には24時間換気が義務化されています。
この24時間換気は、2時間で、居室全体の空気を入れ替える設計になっています。
目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹などの症状が出るシックハウス症候群の予防対策として、2003年から全ての家に義務化された、人にも、家にも、なくてはならない仕組みです。

しかし、デメリットがあります。

それは、2時間で居室全ての空気を、ソックリ入れ替えるので、冷暖房効果が下がる事。
特に、高性能断熱材や高気密の効果を帳消しにするとも言われます。

冬季、外気温度が下がると、24時間換気は、この下がった外気を室内に取り入れます。

仮に、外気が0℃まで下がると、24時間換気は、この0℃の外気を、室内に取り込むことになります。室内に入り込んだ0℃の冷たい空気は重いので、床面に沈殿、床を覆います。

エアコンから、50℃の温風が、床めがけて吹き出しても、暖かい空気は軽いので、床に届く前に上昇。
床に届いたとしても、床に鎮座する冷気に跳ね返されて上昇。床面を暖める事は出来ません。暖かい空気と冷たい空気は、混ざり合う事なく反発します。この床に沈殿する冷気が、底冷えの正体!
この、底冷えの正体である沈殿する冷気を、Air断以外の換気システムでは、排除出来ていません。

更に、上昇する暖気は壁などを暖めながら熱を失い、20℃程に冷めて、排気口から外へと放出されます。
この一連の流れの中で、高性能断熱材や、気密性の高い施工が役に立つでしょうか?
冷気を直接吸い込む24時間換気の前では、高性能断熱材は全く意味をなしません。
更に、どれだけ高気密に作っても、24時間換気が直接、0℃の空気を吸い込んでしまっては、これも、意味をなしません。

これが、24時間換気のデメリット!
高気密高断熱住宅で、
「底冷えする」「エアコンでは温まらない」「床暖房じゃないと暖まらない」と言われるのは、24時間換気が、それらの効果を帳消しに、しているからだと、判断しています。



夏季も同様。
夏季は、熱気を、24時間換気が直接室内に吸い込みます。仮にこの時の温度が38℃だとしたら、38度の熱気が室内に入り込んできます。室内に入り込んだ38℃の空気は、冬季とは逆に、上昇して、天井付近に停滞。
上部に取り付けられたエアコンは、この38℃の熱気を吸い込んで冷却することになります。結果、冷房効率が下がり、冷房コストが上がります。

エアコンから放たれた18℃の冷気は、床面を冷却しながら、徐々に温度が上昇。
25〜26℃に温度が上昇した所で、排気口から外へと排出されます。

またしても、この一連の流れの中では、断熱材や、高気密の効果は発揮されません。
どれだけ高性能断熱材を使用しても、どれだけ気密性能を高めても、24時間換気が、2時間おきに、全ての居室の空気を入れ替えてしまうのですから!

ならば、「24時間換気を止めてしまったら?」


高気密、高断熱住宅で24時間換気を止めてしまうと、たちまち、結露が家を襲います。
夏は、壁内部と床下、冬は、小屋裏と壁!で結露が発生。
その結露の量は凄まじく、雨漏りを疑うほどの大量の水分が家内部で発生、木部を腐食し、家の耐震性を奪います。
さらには、住人への健康被害!
大量の結露により繁殖するカビや腐朽菌の影響、またシックハウスによる様々な体調不良の危険性など、
人にも家にも、無くてはならないのが、24時間換気です。


しかし、その仕組みが原因で、断熱材や気密性能の効果を失ってしまうのも事実。
そこで考えられたのが、Air断です。

吸排気経路を見直し、冷暖房効果を高めるAir断。
仕組みを説明します。
Air断は、24時間換気時の空気を、床下から取り入れます。
家の外周部、土台下のパッキン部分から外気を取り入れる事で、基礎コンクリートの熱を奪います。
冬季、家の床下中央部分には、常に12〜13℃の暖かい熱が蓄積されています。まずは、
この熱を奪う事で、0℃の空気はすぐに12〜13℃に上昇。
この、床下の熱は、恒温層と呼ばれる地盤下の蓄熱温度層が熱源。

弊社の計測では、エリアにより差はありますが、関東エリアで、夏季25〜26℃、冬季は、12〜13℃の、1日中変わらぬ熱源が形成されている事を確認しています。

そして、その熱量は絶大。
外気が、氷点下まで下がった2月でも、1日中、12〜13℃の熱を供給し続けます

更に、家中央通気壁を上昇する時に、暖房で暖められた壁の熱を奪います。1階天井を通る時にも、天井熱を奪うので、吸気口から入り込む時には24℃前後まで温度が上昇。
こちらがその証拠。外気が−4.3℃の北海道でも、空気は通気壁を上昇しながら温度が上がり、1階天井から入り込む時には24.5℃まで上昇しています。
この24.5℃の空気を、エアコンが50℃に加熱して放出。
放出された50℃の温風は、床めがけて直進し、床を暖めます。
通常、床に鎮座する冷たい空気層が無いので、直接床面を温める事が可能。
「Air断は底冷えしない」と言われるのは、これら、吸気経路の工夫が理由です。
更に、50℃でエアコンから放たれた、床や壁を温めた温風は、20℃前後まで温度を下げて、通気層へと送られます。
20℃前後の、室内では不要になった空気を、通気層に送る事で、通気層はほんのりと温まります。
「熱を捨てている」と言われますが、決して熱を捨てているわけではありません。不要になった20℃前後の熱を、通気層に送り込み、再利用。
通気層をほんのり温める事で、壁内外の温度差を軽減、結露の抑制につなげ、断熱効果も高めます。
更に、通気層に送られた空気は、6割程度が再度床下から入り込むように設計されています。室内で発生した冬季貴重な水分を含んだ空気の6割を、再度床下に取り込み、通気壁、1階天井を通して、吸気口から取り込む事で、湿気を含んだ24℃の空気として室内に入り込み、過乾燥を防止します。
証拠が、こちら。
Air断愛知モデルハウスの、2月、外が、絶対湿度3.2グラム時の、超乾燥した時期でも、室内は、加湿器など一切使用することなく絶対湿度6.7グラムを維持します。絶対湿度6.7グラムとは、4月上旬の外気の絶対湿度に相当!過乾燥とは無縁の環境を構築します。

夏季は、38℃に熱せられた空気を、床下から取り込みます。
夏季最も温度が低い床下に入り込んだ38℃の空気は、すぐに熱を奪われて、26℃前後になって室内に入り込んできます。この、温度が下がった空気を、エアコンが、冷却することで、エコな冷房を実現。
26℃前後の空気を18℃にするのと、38℃の空気を18℃に冷却するのとでは、冷房費に差が生まれます。当然、26℃の空気を18℃にする方がエコ。

入り込んだ空気は、真っ先にエアコンに吸い込まれ、18℃に冷却されて室内に放出。この時、湿気も取り除かれ、湿度と温度の低い空気が、室内に放出されます。
床や壁を冷却した空気は、温度が上昇し、換気扇で通気層に送られ、6割がもう一度床下へと入り込み、通気壁を上昇して、再度室内へと入り込みます。
この6割の空気は、エアコンが湿度を取りのぞいた、夏季、貴重な乾燥した空気。この乾燥した空気を吸気口から取り入れ、エアコンがさらに湿度と温度を低下させて室内に放出。
夏季にも関わらず、大幅に湿度が低下した環境を作り上げる事が可能。
その証拠がこちら!

Air断東京モデルハウスで、最も絶対湿度が上昇した2022年8月24日。人は絶対湿度20gを超えると、汗が乾きにくくなり、蒸し暑さを感じるようになると言われます。しかしこの日は、31.2gまで上昇した、蒸し暑さ絶頂の日。そんな日でも、室内は15.8g、初夏の湿度環境を実現。
これにより、室内温度26℃では肌寒さを感じる人がいるほど、カラッとした室内環境を作り出します。

一般住宅で、気密性を高めても、断熱性能を高めても、あまり効果が得られないのは、24時間換気で効果が帳消しにされている事が原因だと言われています。

2時間で、冷暖房した空気と外部の空気を家中丸ごと入れ替えながら、断熱効果を高め、エコな冷暖房を可能にするには、吸排気経路を根底から見直す必要がありました。その工夫が、Air断の吸排気経路です。

通常の20倍にもなる、大量の換気を行いながら、風の流れで断熱効果を高め、結露を抑制し、ほこりも、においも少ない、夏は低湿度、冬は加湿器無しでも湿度を維持、極寒北海道でもエアコンだけで暖かい環境を作りだすAir断。


「気密は高めた方が良いのか?」

Air断の場合、気密を高めれば高めるほど効果が高まります。
しかし、Air断以外の家では、どれだけ気密を高めても、24時間換気が、その効果を無駄にします。さらに、気密を高めれば高めるほど、結露リスクが高まります。
24時間換気に対する適切な対策が無ければ、断熱性能や気密性能をどれだけ高めても、効果にはつながらない事を、ご理解いただけたら幸いです。

Air断は、夏でも、リビングエアコンだけで2階も涼しくなりますか?



Air断は、夏でも、リビングエアコンだけで2階も涼しくなりますか?
ご質問がありました。
残念ながら・・・
どのようなシステムでも、1階エアコンで、2階を涼しくするのは物理的に難しいと思います。
冷気は、重いので、上昇しません。
上昇する時は、温度も上昇しているので、2階が涼しくなる事は無いと思います。
特に、直射日光が照りつける日中は、2階の温度が急上昇。
1階リビングエアコンの冷気が、2階へ上昇する事は、物理的に考えにくい。
更に、冷気は、動きにくいのも特徴。
活発に動き回る暖気とは対照的に、低い場所でじっと動かないのが冷気。
つまり、隣の部屋にさえ、移動しにくい・・・。

結果、2階は各部屋の2階エアコンで冷やすのが最も効果的!だと判断しています。Air断は、その時のエアコン電力消費量を抑えるのがポイント。
Air断大阪モデルハウスでは、2階洋間7月1か月のエアコン電気料金が850円。安ッ

工務店グランプリ 金の盾に関して!



工務店グランプリ
金の盾に関して!

どうやったら取れるの?
評価基準は?
盾の種類は?

                                      
工務店グランプリに関して、ご質問を受けました。
工務店グランプリは、2013年から、毎年12月の第一木曜日に開催している、建築の祭典です。


「うちは技術力が高いですよ」

自画自賛するしかなかった、工務店の技術力を、第三者が徹底して審査。
あらゆるリスクを検証して、技術力を判断。
素晴らしいと判断した職人さんには「匠の盾」を、
文句の付け所が無い物件には、「トリプルAの盾」を、そして、コストバランスに優れた工務店には、「銀の盾」を、最後に、隣地配慮、技術力、超長期的配慮、コストバランス、が最も優れた工務店に、「金の盾」を贈らせていただいています。


まずトリプルA認定、そして匠の盾からご説明します。
家は、30年以上の長期ローンで購入する、人生で最も高額な商品と言われます。
だからこそ、ローンを、払い終えるまで、基本性能を維持してほしい!と願うのが一般的だと思います。

ところが、30年基本性能を維持させる事は、簡単ではありません。
特に、気密性能を極限まで高める最近の家は、結露リスクを伴い、早ければ5〜6年でボロボロに朽ちる事もあります。
それを防ぐための、様々な工夫!

例えばこちら・・・

こちらは雨漏りしないための防水テープ。
ただ貼っただけでは、ご覧のようにぺろーんと剥がれます。
対してこちらは、何度も何度もローラーで押さえつけ、密着させています。
これにより、防水テープが下地と一体化して、はがれにくくなります。
簡単そうに見えますが、この作業を怠ると、10年経たずに朽ち果てる家が生まれます。
家は、給排水管、電気・ネット配管、クーラー配管、など、様々な貫通個所があり、その全てに、一次防水が施工されます。しかし、この一次防水は、必ず5〜6年で剥離します。
一次防水が剥離し、雨水が浸入しても、それを食い止めるのが二次防水。
この二次防水こそが、家内部へ浸入する雨水をせき止める、最後の防護壁。

20年経っても、30年経っても、破れぬ防護壁にする為の工夫が、家を超長期的に長持ちさせるポイント。
その為の工夫が、動画でご覧いただいた、防水テープをローラーで何度も何度も押さえつける作業。
単純な作業に見えますが、とても重要な作業。しっかり密着させる事で、防水テープの剥離を防ぎ、超長期的に雨水の浸入を防止します。

こちらは板金工事。
よく見ると、切断部分にコーキングが塗布されています。

ハサミでつかんだ部分や、切断小口からサビ始める金属板金。
ここに、ほんの少し、コーキングを塗布する事で、長期的にサビの発生を抑えます。

この様な工夫をする職人さんに「匠の盾」を贈呈しています。

さらにこちら、基礎工事!
こちらは、砕石の転圧動画。
この転圧が十分でないと、家が傾く可能性があります。
専用の機械で、最低でも3往復、状態を確かめながら、おかしな場合はさらに何度も転圧して、地盤を押し固めます。
この作業が、地盤を強固にし、地盤沈下しにくい基礎を作り上げます。
この施工にも点数が加算され、基礎屋さんにも「匠の盾」を贈ります。


もちろんこれだけではありません。
屋根工事、構造金物、断熱、防水、気密対策など、それぞれに、丁寧な施工や工夫が盛り込まれ、それぞれに加点。トータル80000点を超えると、トリプルA認定となります。
認定を始めて20年になりますが、これまでにトリプルA認定を受けた物件は20物件、とてもレアな認定です。

しかし、トリプルA認定は、家造りにおいて重要な項目が抜け落ちています。
それが、コストバランスと、様々な配慮。
何十年も住み続ける住まい手にとって、隣地住民との関係は重要。
だからこそ、工事途中の隣地配慮は欠く事の出来ない対策。
工事中、音を出来るだけ発しない工夫、ホコリを出さない工夫、全面道路を汚さない工夫が、住まい手と隣地住民の関係を、良好に保ちます。
住まい手への配慮は、ホコリ、ゴミが無い清潔な状態を保つ事。
表面的なホコリ、ゴミではなく、床下、天井裏にまでホコリが無い環境を作るには、途中の清掃や集塵がとても重要。
天井がほこりだらけ!こんな新築住宅ではストレスを感じます。
もちろん、これだけではありません。工事中の災害対策。材料が雨に濡れないように、キズ付かないように、気密漏れや結露被害が発生しないように、様々な対策と配慮が必要。
そして最後が、コストパフォーマンス。
どれだけ優れた家造りでも、コストが高ければ当たり前。
現場検査員とは別の、8名の審査員が、着工から完了までの物件写真を、細かく精査しながら、コストを踏まえて再評価。
8名のトータル点数が75000点から85000点までの工務店に、銀の盾を、85000点を超えた工務店に金の盾を贈呈しています。

もちろん、弊社の審査基準が、必ずしも正しいとは言えません。
しかし、住宅検査歴23年、様々な物件を検査してきた検査のプロが査定する点数には自信があります。
ほんの少しの手間が、雨漏りを防ぎ、家の寿命を飛躍的に伸ばします。
少しの工夫が、地震に強い、超長期的に耐震性を維持する家に繋げます。
そして、地元に根付いた工務店だからこそ知り得る独自対策が、メンテナンス費用を抑えます。
家は、契約時のコストが、トータルコストではありません。
引き渡し後10年で、防水、塗装、防蟻処理メンテナンスとして300万円。
引き渡し後20年で、防水、塗装、防蟻処理メンテナンスとしで300万円。
引き渡し後30年で、防水、外壁、防蟻処理メンテナンスで600万円。
引き渡し後30年間の、メンテナンス費用が1200万円かかるメーカーもあると聞いています。
これら、メンテナンス費用を抑える技術やノウハウこそ、地元に根付いた工務店が知り得る独自対策。

これらの独自対策を建築途中、ふんだんに盛り込んでくる地元工務店や、職人さん。
私たちは、そこを評価し、点数や星に置き換える事で、これから家を建てる皆様に、分かりやすく伝わればと考えています。
そして、自画自賛ではなく、第三者評価だからこそ、信頼に値し、工務店選びの指標に繋がると考えています。

これまでに、
トリプルAの盾、累計20物件が獲得。
匠の盾、累計77名が獲得。
銀の盾、累計59社が獲得


もちろん、腕に、技術に自信があり、技術力の高い工務店はもっとたくさん、いらっしゃると思います。是非チャレンジしてみてください。
難易度の高さに驚かれると思います。
多くの工務店が、銀の盾にすら届かず脱落。
そして、技術力最高峰となる「金の盾」を獲得した工務店は、累計で13社。

細かなノウハウに裏付けされた技術とコストパフォーマンスは、他を寄せ付けません。まさに圧倒的レベルが、銀の盾、金の盾工務店。

しかし、夢のマイホームと言われる、生涯で最も高額な「家」を作り上げる業界、圧倒的レベルが、当たり前であっても良いのではないでしょうか?
私たちは、多くの工務店が、金の盾、銀の盾、を獲得する事で、家造りのレベルが上がり、30年経っても、基本性能を維持し続ける素晴らしい「家」が当たり前になる事を望んでいます。
ただし、金の盾、銀の盾工務店が建てたからと言って、トラブルが発生しないわけではありません。現場で作り上げる以上、ミスや手違いは不可避。ただ、他の工務店と比べたら、圧倒的にそれが少ないのが、金の盾、銀の盾工務店だと、私たちは判断しています。
ご理解いただければ幸いです。