No.279の記事

北海道モデルvs東京モデル!二酸化炭素濃度比較!



北海道対流型ストーブ実験で、二酸化炭素濃度が400PPMを超えない事を確認しました。
一般的な高気密住宅の場合、燃焼系暖房機器を使用すると、2時間程度で5000PPMを突破。
5〜6時間で8000PPMにも達します。

しかし、愛知Air断モデルハウスでは、1900PPM程度まで抑えます。

そして、吸排気を大幅に増加させた北海道Air断モデルハウスでは、ほぼほぼ400PPM。
対流型ストーブ2台をフル活用しても、二酸化炭素濃度はほとんど上昇しませんでした。

それならば、
東京Air断モデルハウスでも、同じ事になる!
そう思っていましたが、東京Air断モデルハウスでは、なんと、1700PPMまで上昇!
何度やっても、結果は同じでした。
吸排気能力は、北海道Air断モデルハウスの1.2倍。
それなのに、二酸化炭素濃度は愛知Air断モデルハウスと同等!

今回確固たる理由はお伝え出来ませんが、北海道Air断モデルハウスと東京Air断モデルハウスでは、1か所だけ変更した部分がありました。

もちろん、吸排気能力には、全く影響を与えない変更!

のつもりでした。

しかし、この変更こそが、二酸化炭素濃度を上昇させた原因だと想定しています。
この結果を受け、大阪Air断モデルハウスの設計も急遽変更。
大阪Air断モデルハウスで検証後に、お伝えしようと考えています。

もちろん、エアコン暖房をメインとする場合は、影響ありません。
寒冷地で、Air断住宅を検討し、その際、燃焼系暖房機器の使用を考えている場合は、ご相談ください。

これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。