No.296の記事

夏季の湿度対策に関して!



夏季の湿度対策に関して!

Air断愛知モデルハウス 室温25℃、ジメっとする・・・
Air断東京モデルハウス 室温25℃、カラッとする・・・
※Air断愛知モデルハウスは沿岸部だから!と考えていましたが・・・!

Air断東京モデルハウスでは、室温25℃でカラッと感じます。
しかし同じ室温でも、Air断愛知モデルハウスはジメっと感じます。

どちらも、外部の絶対湿度は1㎥あたり20g程度。ほぼ同じでありながら、Air断東京モデルハウス室内は15g。
Air断愛知モデルハウスは外部と同じ20g。

この差は、Air断の吸気経路だと判断しています。

Air断東京モデルハウスでは、エアコン上部に吸気口を設けています。
吸気口から入った全ての空気をエアコンが吸い込み、湿気を除去して室内に放出しているので、湿度が抑えられています。
対するAir断愛知モデルハウスは、天井埋め込み型のエアコンなので、エアコンの横から空気を取り入れています
この吸気経路では、取り入れた全ての空気を、エアコンが吸い込む事は不可能。湿気をたっぷり含んだ空気が漏れ出し、室内を循環。
その後、エアコンが吸い込んで湿気を除去しますが、Air断東京モデルハウスと比べると効果は半減。
この結果が、室内湿度に現れていると思います。

以前、暑がりの工務店社長がAir断東京モデルハウスを見学した時に、「色んなモデルハウスを見学してきたけど、
室温26℃で、涼しいと感じた事は一度も無かった!それが、同じ室温で、なんで、こんなにも涼しいんだ?何なんだこの家は?対流か?やはり対流なのか?」
と驚いていた事があります。

たった5gの差!と思うでしょうが、1㎥に15gの湿度は、4月〜5月の湿度です。
そして、湿度が少なければ、汗が乾きやすく、カラッと感じます。
対して、室内20gの湿度は、7月8月の湿度。
汗が乾きにくくなり、ジメっと感じるようになります。


こちらは、Air断愛知モデルハウスで、毎年カビが発生していた革靴と革のカバンですが、Air断東京モデルハウスに持ち込んで1年。カビは全く発生しませんでした。 
Air断愛知モデルハウスと、Air断東京モデルハウス、外部の絶対湿度は同程度でありながら、室内湿度は5g近く低い。
この違いは、エアコンを直接通り抜ける吸気設計と、そうではない吸気設計によるものだと判断しています。

今後も検証を進めご報告させていただきます。