No.320の記事

Air断住宅vs高気密高断熱住宅年間トータル冷暖房料金比較!




Air断住宅vs高気密高断熱住宅の、冷暖房費、年間トータル比較をお伝えします。

まず、冬季の、室内環境からお伝えします。
左が高気密高断熱住宅、Air断ではありません。
右が、Air断愛知モデルハウス。
外気はAir断愛知モデルハウスの方が2℃低い状態です。中に入ります。
まず玄関タイル温度が、大きく違います。
玄関の壁、天井の温度も全く違います。
どちらも、リビングエアコン1台が24℃設定で動いています。
リビングの床の温度、キッチンの床の温度、トイレの温度、浴室の温度、そして2階階段の温度、最後に2階居室の温度。
全く違う温度です。
Air断の家と、高気密高断熱の家とでは、これだけ違います。
そして、年間の冷暖房費トータルがこちら。
高気密高断熱住宅が、166,656円
Air断愛知モデルハウスが161,216円
僅差ではありますが、家中暖かいAir断愛知モデルハウスの方が、年間トータル冷暖房費は安くなっています。

15キロほどしか離れていない同じ愛知県内、家の大きさもほぼ同じ、家族構成も全く同じ。
更には、冬季、高気密高断熱住宅では、エアコン暖房が追い付かず、石油ファンヒーター、ホットカーペットを併用しているそうです。
脱衣所も寒く、電気ストーブで暖めないとお風呂に入れない!
足元も寒く、背中がスースーするそうです。

片やAir断愛知モデルハウス。
寒さを感じる場所は無く、真冬でも毛布一枚で寝れるほどの環境を、エアコンだけで得られます。

それでいて、年間のトータル冷暖房費はAir断愛知モデルハウスの方が安価。
エアコン使用時間は、高気密高断熱住宅の2倍。
高気密高断熱住宅が3734時間に対して、Air断愛知モデルハウスは、2.06倍の7710時間使用。
それでもトータル金額が安いのは、エアコンがエコモードで動いているからだと判断しています。
高気密高断熱住宅の場合、外の熱が、外壁に伝わり、通気層を伝わって、断熱材へと伝わり、室内に伝わります。断熱材は、熱の伝わる時間を遅らせるだけで、時間が経てば、必ず熱は伝わります。だから、夏は暑く、冬は寒い。
夏は、エアコンがフルパワーで冷房。
冬は、エアコンフルパワーで暖房しても追いつかず、石油ファンヒーターやホットカーペットを併用。エアコンが動いている3734時間は、ほぼフルパワー運転だと思います。

対して、Air断の場合、外の熱が、外壁に伝わり、通気層を伝わる段階で、通気層を流れる空気が伝わる向きを変更。室内に伝わりにくくする事で、室内が、外気の影響を受けにくくなります。
これにより、夏も、冬も、暑さや寒さが、室内に伝わりにくい。
だから、エアコンがエコモード運転でも、夏涼しく冬暖かい環境を作り出していると判断しています。


更に、Air断愛知モデルハウスで、16時間運転のエコ冷暖房を行なえば、年間の冷暖房費が、128,972円になる計算結果が出ています。

更に、12時間スーパーエコ冷暖房を行なえば、年間の冷暖房費が、112,851円と言う計算結果になり、平均すると月1万円を切る冷暖房費を実現します。

こちらは、Air断北海道モデルハウス、外気が−4.1℃まで下がる日に、12時間、暖房をオフした時の、室内温度推移グラフです。
18時から翌日の6時までの12時間、暖房を完全にオフしましたが、室内温度は12℃までしか下がっていません。
外気の影響を受けにくい事が、エコな冷暖房につながっていると考えています。


もちろん、エアコン設定温度、家の大きさ、エリアによって、費用は変わってきます。
必ずこの費用におさまると言うワケではありませんが、これらの情報がこれから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。