No.345の記事

第二の底冷えのメカニズム!




第二の底冷えのメカニズム!
強烈な冷気が入り込む理由!

こちらの動画を御覧ください。
10月中旬、秋晴れの夜間、外気は22℃。

この時、すでに外壁表面は11℃まで下がっています。晴れた夜間の外壁材表面は、グングン温度が下がります。これは、放射冷却と呼ばれる現象!
しかし、基礎部分は17℃!ほとんど温度が下がっていません。
放射冷却しやすい部分と、放射冷却しにくい部分があるのが特徴。

さらに、驚くのは屋根材。
屋根材は5℃まで低下。外気よりも17℃も低くなっています。

放射冷却とは、
晴れ上がった夜間、屋根材や外壁材が、空に向けて熱を放出する現象。

基礎よりも壁、壁よりも屋根材のほうが、温度が下がります。


この、温度が下がった屋根材に接触した空気は、一気に温度が下がり、壁伝いに下降。
その途中にあるのが、24時間換気の吸気口!です。この吸気口から、17℃も低い空気が、室内へ侵入。
素早く下降して、床に沈殿。
外気より17℃も冷たい冷気が床に沈殿することで、強烈な底冷えが発生します。


これが「底冷え」第二のメカニズムと言われます。

冬季の場合、温暖なエリアでも、屋根材は−10℃近くまで下がることもザラ。
そこに接触した空気が壁伝いに降りてきて、24時間換気口から侵入。
−10℃の空気が、床面に広がる事で、強烈な底冷えが発生します。

この底冷えを、高性能断熱材や、2重3重の断熱材、さらには、高気密で防ぐことは出来ません。外気より17℃も低い空気が、直接入り込んで来るわけですから・・・
そして、この時の底冷えは、床暖房すら太刀打ち出来ないと言われます。
床暖房のパイプ部分と、それ以外の温度差がはっきりわかるほど、強烈な底冷えを起こすそうです。この温度差にストレスを感じる人も多いそうです。


これを克服したのがAir断です。
Air断は、全ての吸気を、放射冷却が起きにくい、床下から取り入れます。
だから、極寒北海道でも、家中暖かい。
玄関、脱衣所、浴室、2階まで暖かさをキープ出来るのは、放射冷却による強烈な冷気を、一切取り入れない事が理由でもあります。

「足元が強烈に寒い…」

これは、第二の底冷え!「放射冷却」により、キンキンに冷えた空気が入り込んでいる事が原因だと考えています。

ならば

「夏の夜間は、放射冷却の影響で、冷たい冷気が入り込むのでは?」

と思うでしょうが、夏は放射冷却が発生しにくい事が知られています。
昼間は晴れていても、夜間は雲が発生しやすいのが夏の特徴。
これには湿度が影響しているそうです。
夜間温度が下がることで、水蒸気が雲へ変化。
雲があると、放射冷却は発生できなくなり、屋根材壁材の温度が下がらず、ムンムン熱気が入り込む事になります。
だから、夏でも床下を通して空気を取り入れる方が温度が低く、エコに繋がると考えています。
これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。