No.56の記事

熱交換換気扇の効果

熱交換換気扇

熱交換換気扇は有効?

熱交換率70% 140㎥/hの熱交換換気線の場合
 140㎥/h×70%=105㎥/h一般換気扇よりもエコな冷暖房が可能。

熱交換が効果的な季節
12月、1月、2月夜間
7月、8月日中
この間8時間、熱交換換気扇は一般換気扇よりも105㎥/hエコになる。
温度差が少ない他の季節や時間帯は、熱交換の効果が得られない。
春、秋に関しては、熱交換する必要が無い。

電気料金に換算!
1時間に2KW使用する冷暖房の場合。
一般的エアコンは、1時間に960㎥/hの空気を循環する。
この内105㎥/hがエコな換気になるので、
105÷960=約0.1がエコ換気になる。
2kwhの電気料金50円×0.1=5円が1時間にエコになる料金。
5円×8時間×5ヶ月=6000円が年間トータルのエコ料金と計算出来る。
(1時間50円の電気代は若干多めです。)

熱交換換気扇本体の電気料金 年間9720円 (消費電力45wh)
熱交換換気扇 総トータル=9720円ー6000円=3720円
3720円赤字となる。
冷暖房費は−6000円だが、年間の本体電気料金がそれを上回る。
更に、数年後のフィルター交換。
初期の本体価格を考慮すると、エコとは言えない!

※この計算が正しいとは言い切れません。
想定している「熱交換が効果的な季節、時間」が増えると、効果も増えます。
しかし仮に倍増しても、本体価格やフィルターの交換を考慮すると、エコとは言えないと考えています。