Air断北海道モデル、2025年1月暖房費を公開
Air断北海道モデル、2025年1月暖房費を公開します。
暖房は連日14時間暖房。
1kwh(キロワットアワー)30円で計算した暖房料金が、なんと、20,382円
平均外気温度-2.15℃の2025年極寒北海道1月、20,382円で暖房しました。
もちろん、底冷えする事なく、家中を暖めたAir断。
理由は、通気層に排出する空気の流れだと判断しています。
こちらは、外が-3℃の夕刻、このまま室内に入り、2階の換気扇から通気層内部まで伸びた温度センサー値を見ると、なんと、7.5℃もあります。
つまり、外が-3℃でも、家の外周部にある通気層には、7.5℃の熱がある状態。
言い換えると、外が-3℃の極寒北海道でも、室内は7.5℃の影響しか受けていない!という事、つまり、関東の夕刻の温度と同等。
これが、空気の流れで断熱するAir断の真骨頂。
これが、近隣では、暖房費5万円オーバー、オール電化で床暖房・パネルヒーターまで使用する家なら、10万円オーバーにもなる、極寒北海道で、20,382円で、底冷えなく、家全体を暖房出来る理由だと判断しています。
建てるなら是非、Air断をお選びください。
夏季、最も湿度が高まる8月湿度を報告します
夏季、最も湿度が高まる8月湿度を報告します。
運転時間、設定温度、全て同条件で冷房した結果です。
最も室内湿度を下げたのは、Air断九州モデル、外気よりも9.15グラムも低い環境を達成しました。
夏だけ湿度を下げる、新除湿スラブの効果だと判断しています。
この、新除湿スラブは、エアコンが除湿した空気を効果的に活用しているだけ。だから、コストはほとんどかかっていません。
ジメジメする夏の室内を、除湿効果でカラッと爽やかにする除湿スラブ。
しかし、冬の湿度は低下させません。ここがポイント。冬の湿度環境が知りたい方は、概要欄から「冬の湿度環境」をご覧ください。
そして、建てるなら是非、Air断をお選びください。
冬季、最も乾燥する2月湿度を報告します
冬季最も乾燥する2月湿度を報告します。暖房はエアコン、加湿器は使っていません。
全モデル、外気湿度と同等、人が生活するAir断愛知モデルは2.75グラム湿度が上昇しています。
過乾燥が起きやすい!といわれる、エアコン暖房ですが、全く過乾燥が起きていないと判断できると思います。
人が生活すると、3グラムほど増加するので、全モデル、冬季でも十分な湿度環境だと判断しています。
湿度が気になるお客様は、「夏の湿度環境」もご覧ください。
夏の湿度だけ下げる除湿スラブの効果に驚くと思います。
そして、建てるなら是非、Air断をご検討ください。
Air断除湿基礎に関して!
Air断除湿基礎に関して!
Air断除湿基礎は、基礎部分に専用トラップを取り付ける事で、夏の湿度を低下させます。このトラップが無ければ、床下に結露が発生し、室内湿度が高まり、蒸し暑さが増します。さらに湿度が高まる事で、環境が悪化。
カビが生えたり、木材が腐食したり!家の耐震性を下げる事にもつながると言われています。
しかし、それが本当なのか?
Air断モデルで、最も湿度が高いAir断大阪モデルで検証しました。
Air断大阪モデルは、築2年が経過、過去床下結露は一度も発生していません。
夏季は、異次元と言えるような低湿度環境を実現するAir断大阪モデル。
そんな大阪モデルの、基礎部分除湿トラップを、今年4月に全て撤去。
床下結露が発生するかを検証しました。
7月4日、「警告」メールを受信。
「Air断大阪モデルで、水分センサーが反応しました、Air断モニターを確認下さい」
待ちに待った警告メールでした。
モニターを確認すると、7月4日12時から、急激に水分が上昇!
ここまでは想定内!
想定を超えたのが翌日からでした。
翌日には値Max1023を記録。
その後は連日、Max1023!
この様なセンサー値は、過去一度も計測した事がありませんでした。
センサーの故障か?、一面水浸しか?
7月9日、確認に入ると、センサーが示すとおり、床下はプール状態でした。
除湿トラップが重要な事を確認。
ここからは、Air断除湿トラップの効果を調べるテスト。
同日、基礎部分に、再度除湿トラップを取り付け。
どれくらいの期間で、床下結露が収まるのか?を確かめました。
設計吉田は、「ここまで水浸しになると、乾くまでに1か月以上かかるはず、下手すると9月上旬までこの状態が続くかも?」との見解でした。
しかし翌日23時、水分センサーMax値から、少し下降。
そして翌日は、一気に下降。
センサー値は100を下回り、結露水はほぼなくなりました。
こちらが13日床下写真。
除湿トラップが、結露防止に効果がある事を再認識しました。
湿度が高いエリアでは、床下で結露が発生する確率が高まります。
湿度があまり高くないエリアでも、気象条件により、結露が発生します。
特に床下は、夏、最も温度が低い場所。暖かい空気が入り込むと、たちまち結露が発生。
発生した結露水は、徐々に蒸発して、木材に浸透。
カビが繁殖、その後は腐食へと繋がります。
Air断は、除湿基礎、除湿トラップにより、床下結露を抑制。
更に、水分センサーで、長期的に監視、お知らせする事で、対策を促し、家の耐久性、耐震性を守ります。
「全ての家をAir断に」
断熱等級7(岐阜の物件) 対 Air断九州 6月室内温度対決
たびたび登場する、岐阜に建設された、断熱等級7の家。
Air断ではありませんが、「温度をモニターしたい!」と言われて、各所にセンサーを設置、リアルタイムで記録し続けています。
その断熱等級7の家、6月平均値をお知らせします。
外気平均温度が24.1℃。に対して、1階リビング平均温度が26.1℃。
エアコンを付けていながら、外の平均温度よりも2℃も高い状態。
対してAir断九州モデル。
6月外気平均温度が24.6℃、15日には、39.3℃を記録するなか、一度もエアコンを使用する事なく、1階リビング平均温度は、24.5℃でした。
エアコンを使用した、断熱等級7よりも、低い室内温度を、エアコン無しで実現。
もちろん、コストも大幅に安価なAir断。
あなた様の家に、是非、Air断をどうぞ。
「高性能断熱材は、室内で冷暖房した熱が逃げにくくなるのだから、エコになるのは当然!と教授に言われたのですが・・・」
「高性能断熱材は、室内で冷暖房した熱が逃げにくくなるのだから、エコになるのは当然!と教授に言われたのですが・・・」
大学生からの、再度の質問です。
以前の質問の解説と重なる部分もあるので、そちらも参考にしてください。
「室内で冷暖房した熱が逃げにくくなる」
とありますが、室内で冷暖房した熱が逃げだすのは、外気温度の影響です。
仮に、室内が20℃の場合、外気温度も20℃だったら、決して、室内の熱が、外に逃げる事はありません。
外気温度が下がった時に、室内の熱が、外に移動を始めます。
この時、熱の移動が、高性能断熱材の場合、ゆっくり移動する。
安価な断熱材の場合、素早く移動する!となります。
外気温度が下がると、素早く逃げ出す安価な断熱材に対して、ゆっくり逃げ出す高性能断熱材。
この部分だけを見ると、エコになるのは当然です。
しかし、外気温度は下がりっぱなしではありません。
こちらは、Air断北海道モデル、外気温度データ。
下がったり、上がったりを繰り返すのが外気温度。
つまり、外気温度が上昇に転じると、素早く上昇するのが安価な断熱材。
素早く温度が上昇する事で、熱が逃げるのが止まるのも素早い。
対して、ゆっくり上昇するのが高性能断熱材。ゆっくり温度が上昇するので、熱が逃げるのが止まりにくい。
トータルで見ると、同じ事だと思います。
こちらは断熱材を一切使用していないAir断東京モデルの外気温度推移です。
外気温度が下がる時は、高性能断熱材はエコ。
しかし外気温度が上昇する時は、高性能断熱材は、ロスとなります。
エコとロス、が繰り返される事で相殺、トータルでエコになる事は無いと思います。
もちろん、安価な断熱材も、ロス、エコが繰り返されるので、トータルでロスになる事は無いと言えます。
万が一、高性能断熱材でエコばかり生まれてしまうと、エコが積み重なり、巨大なエコエネルギーが生まれます。
安価な断熱材も同様、ロスばかり生まれてしまうと、ロスが積み重なり、巨大なロスエネルギーが生まれてしまいます。
自然は、この様なエネルギーの蓄積を許していないそうです。
温度が上下する事で、エコとロスが相殺し、エネルギーの帳尻を合わせているのが、自然の摂理だと言われています。
つまり、どんなに熱伝導率の低い断熱材を開発しても、温度が上下した時に、エコとロスが打ち消し合って、プラスマイナスゼロ。
これが、かねてから弊社が申し上げている「断熱材はどれも同じ」と言う基本概念です。もちろん、この考えが正しいとは限りません。
「熱伝導率が低い方が、エコに繋がる」と言い切る教授が多い事も存じ上げています。
しかし、誰が正しいか?ではなく、なにが正しいのか?が最も大切であり、その事実に基づいて、正しい家造りを考える事が、最も重要だと私たちは判断しています。
「断熱を制すれば、家造りを制す」と言われるように、断熱は家づくりにおいて最も重要なコンテンツです。
間違えた断熱が、結露をひき起こし、耐久性、耐震性を大幅に低下させる事は、これまでの検証から分かっています。
だからこそ、本当の意味で、断熱性能を高める事が重要。
今後も実験、実物データ検証を進め、お伝えさせていただきます。
ご理解いただければ幸いです。