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寒くなりやすい工法

スジカイ工法と壁工法!
どっちが温度が下がりやすいか?

スジカイ工法とは、写真のようにスジカイで建物を支える工法です。
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壁工法とは、写真のように面材で建物を支える工法。
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下図は、両方の家で、0時に暖房を切り、その後のリビング温度推移を示したグラフです。
(両物件共に、同じ断熱材です)
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スジカイ工法のリビング温度(赤グラフ)は、3時間後に16度まで下がり、暖房を入れなおしています。
壁工法のリビング温度(青グラフ)は、8時間後に16度まで下がり、暖房を入れてます。

グラフから、「スジカイ工法は温度が下がりやすい!」と言う性質が分かります。
逆に夏は温度が上がりやすい事になります。

しかし、まだまだ多くの家が「筋かい工法」で建てられています。
ご自宅を建てる時にはじっくりと検討してください。

「壁工法は結露する」

と言った声がありますが、Air断を使えば壁工法でも結露しにくい構造になっています。
結露に関しては、「頻繁に起きている結露」で詳しく説明します。