No.213の記事

実際の家での断熱材比較テスト

どの家が、最も断熱効果が高いのか?

「断熱材150ミリ・・・愛知モデル」Air断初期version
        VS
「断熱材100ミリ・・・北海道モデル」Air断寒冷地version
        VS
「断熱材 0 ミリ・・・東京モデル」Air断寒冷地version2 

浴室内部温度比較(暖房の影響を受けにくい場所での比較)
「愛知モデル  浴室内部温度11℃」  (外気温度10℃時)
「北海道モデル 浴室内部温度20.4℃」 (外気温度-1.7℃時)
「東京モデル  浴室内部温度20.3℃ 」 (外気温度8℃時)
※浴室ドアは全て開放状態です。

断熱材が最も厚い愛知モデルが、最も温度が低い結果となりました。
理由は、「浴室部分の対流の有無」だと判断しています。
愛知モデルは、”浴室だけが冷える”状態でした。これは、浴室2面の壁にファンを取り付けていない事が原因では?と想定していました。
そこで、北海道、東京モデルでは、浴室2面の壁に、ファンを設置。
結果は上記のように、外気温度がマイナスでも、20℃前後をキープする北海道。
断熱材が無くても、20℃前後をキープする東京。となりました。
これらの結果から、断熱材ではなく、対流が、高い断熱効果を発揮していると判断しています。
ちなみに、エアコン暖房から浴室までの距離は、愛知モデルが3メートルで最も近く、次に東京モデルの7メートル、最後が北海道モデルの9メートルです。

今後も検証を進め、ご報告させていただきます。