No.289の記事

『超断熱材HR2型』に関して!



驚きの断熱性能に驚愕・・・
そして吉田が新たな提案・・・

Air断東京モデルの小屋裏に施工した『超断熱材HR2型』ですが、昨年と比較すると、驚くべき効果が出ています。
こちらが2021年4月4日の、外気温度と、小屋裏温度です。
そしてこちらが、2021年4月4日の外気温度と類似した2022年4月5日の、外気温度と小屋裏温度です。
『超断熱材HR2型』を施工した後の方が温度推移が少ないことが、一目瞭然ですよね。
さらにこちらは、2021年4月4日の1階リビングと2階の温度。

そしてこちらが、『超断熱材HR2型』を施工した後の2022年4月5日の1階リビングと2階の温度。
どちらも、1階リビングのエアコン暖房だけですが、『超断熱材HR2型』を施工した2022年4月5日のほうが、温度が一定で、1階と2階の温度差がほとんどありませんよね。これ、実は、驚異的なんです。

暖房してる1階と、暖房していない2階の温度差をなくすことは、建築家の悲願でした。

これを、断熱材で解決するには、天井に1メートル以上の厚みの断熱材を敷き詰める必要があり、実現は不可能。
それを、5センチ厚で、いとも簡単に成し遂げた、『超断熱材HR2型』


この結果を見て、吉田が言い出しました。

吉田
「『超断熱材HR2型』を、床下、壁、天井全てに採用したAir断モデルを作ってはどうだろう?!」

これに経理が猛反発。

経理
「本社、愛知モデル、北海道、東京、そして大阪Air断モデルハウスも、全額借入、大阪モデルなんて完成してもないし、返済すら始まっていないのに、絶対に無理・・・ッていうか、大阪モデルを変更すればいいじゃない、なんで新しく建てる必要があるの?」

吉田
「大阪は、あのまま、1型で作りたいんだ、次のモデルをオール2型で・・・」

経理
「オール2型って、オール借り入れですよ、多すぎるんですッ。」

吉田
「Air断大阪モデルハウスの追加って事で借入できないだろうか?」

経理
「出来るわけないでしょ、返済延期してもらっているのに、追加で、貸してくれる銀行なんてあるわけないでしょ」

吉田
「頼みもしないのに、そんな事言っていいのか?」

経理
「どーぞ、どーぞ、銀行に聞いてください・・・」

銀行
「うーん、無理っすね、貸せないっす。」

吉田
「・・・そこを何とか?」

銀行
「無理無理無理無理・・・絶対無理っすよ!!でも、今キャンペーン中なんです。」

経理、吉田
「キャンペーン???」

銀行
「今月中に申し込んでくれれば何とかなりますよッ」

経理
「無理無理無理無理、絶対無理、借りても、返せないから・・・」

吉田
「よろしくお願いします」

経理
「ちょ、ちょ、吉田さん、何言ってるの?返済、返済が無理なの・・・・・、し、し、支店長〜〜よ、よ、よしだ〜〜〜こらぁぁ〜〜〜」

こうして、『超断熱材HR2型』を使ったモデルハウス建設プロジェクトが始まりました。

候補地は九州、福岡県。出来上がれば、世界初となる超断熱材を使用した家になり、冷暖房費の大幅削減が期待できます。

進捗は、Air断マガジンでお伝えする予定です。
この情報は、これから家を建てる人のお役に立たないかもしれませんが、ご興味のある方は、次回の進捗をお待ちください。