No.5の記事

暖気と寒気は混ざらない

暖気と寒気は混ざりあう事がありません。(ほとんど)
混ざらないからこそ「前線」となって境界線が出来ます。
この境界線を「梅雨前線」と呼びます。
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暖気と寒気は混ざらない


境界線では、大量の結露が発生し、長期間雨が降り注ぎます。

同じことが住宅でも発生していると言われます。
暖かい暖気と、冷たい冷気は、混ざりあう事なく室内で分離して存在、
冷たい換気は窓や壁から入り込み、壁づたいに伝わって、床面に広がる。

床に広がった冷たい冷気は、暖かい暖気と混ざりあう事なく鎮座する。
鎮座した冷気は、サーキュレーターで拡散しても、すぐに床下に沈殿してしまいます。
気密性が高いとなおさら空気が動きにくく、床に冷気が溜まります。
この冷気が床を冷たく冷やすのが「底冷え」の原因!と言われます。

※底冷えの大半は、床下から伝わるのではなく、壁屋根から伝わる冷気が原因!