No.52の記事

高気密のデメリット


お風呂は、混ぜれば全体が温まりますよね。
混ぜなければ、上だけ暑く下は冷たいまま!
なんて経験ありませんか?

しかし、波打つ隙間もなく、蓋がピッタリと閉じられていたら?
混ざりにくくなります。

空気も同じでは無いでしょうか?
高気密にすればするほど、対流が起きにくい。
全体が混ざることなく、一部分だけが温度を高め、それが繰り返される。

結果寒暖差が激しくなり、異常な底冷えを感じてしまう!
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動画はイメージです。
しかし、高気密住宅で言われる「底冷え」現象は、このようなイメージを想定すれば納得できます。
【気密性は高い方が良い】とは言い切れないと判断しています。
コンセントや照明、床と壁の収まりを注意するだけで、気密性は大幅にアップします。その上で、空気が対流する仕組みが必要だと判断しています。