No.82の記事

「セルロースが調湿する」は間違い!

 「セルロースファイバー断熱材が、部屋の湿度を調整します。
  夏湿気を吸い込み、冬に湿気を吐き出します。」

これが事実なら、夏吸い込んだ湿気を、4ヶ月後の冬に放出するわけです。
4ヶ月前の水分は、汚染されないのでしょうか?
カビや菌が発生してるのでは?
そもそも、壁内部の断熱材が、部屋の湿気を吸い込んでるのだろうか?
吸い込んでいるとしたら、他の家よりセルロースファイバーを使った家のほうが、室内湿度が低下するはず。

こんな疑問から、セルロースファイバー住宅と外断熱工法住宅で、室内湿度の変化を比較しました。
こちらがその比較動画です。



セルロースファイバー住宅の方が、外断熱工法住宅よりも室内湿度が高い事がわかりました。
他の実験でも、セルロースファイバーに”調湿性”が見られない事が分かっています。

「セルロースファイバーは調湿性がある」

は信用出来ないと判断しています。