No.83の記事

床下に入れた炭に白カビ

「床下に入れる”炭”が床下の湿気を吸う」

と言われて、床下一面に炭を入れた住宅でトラブル発生。

炭は、湿気をほとんど吸わないと言われています。
また、夏の床下は、最も温度が低い場所です。
夏の温かい湿った空気が、床下のコンクリート面に接触して結露する危険な場所です。
その床下に、”炭”を入れると、逆に空気の流れが悪くなり、大量の結露が発生します。
この結露により、
1.床下に入れた炭全体に、白カビが発生し異臭を放つ。
2.結露によりプールのような状態となり、コバエが大量発生。
このようなトラブルが報告されています。
床下には出来る限り何も置かず、空気が通りやすい環境にすることが重要です。