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Air断報告会 第11回工務店グランプリ YouTubeライブ配信のお知らせ

Air断報告会並びに第11回工務店グランプリを、YouTube ライブ配信にて開催いたします!
本年も、コロナウイルスの影響により、会場にお集まり頂くことは不可能と判断し、YouTubeライブ配信にて入賞ビルダー様を発表させて頂くこととなりました。
尚、昨年同様、順位制ではなく基準点を設けたグループ制での表彰となります。
他にもAir断の最新情報などお届けする予定です。
詳細は下記をご参照頂き、ぜひともご覧頂けますようお願い申し上げます。

日時  : 2021年12月1日(木)14:00〜
方法  : YouTube ライブ配信
      【URL】https://youtu.be/Ij2lCItjreI
      下のQRコードから直接アクセスできます。
住宅検査 ホームリサーチ
Air断報告会 第11回工務店グランプリ YouTubeライブ配信のお知らせ

様々な質問にまとめてお答えします!

住宅検査 ホームリサーチ
様々な質問にまとめてお答えします!



まとめてお答えします。
あくまでも、弊社がこれまで行なってきた実験、モデルデータからお答えしている事をご理解ください。
必ずしも正しいとは言えませんが、弊社実験、実測値に基づいている事をご理解いただければと思います。


Q1.外断熱と内断熱どっちがいい?

安価な方を推奨します。
外断熱であろうが、内断熱であろうが、断熱性能的には変わりません


Q2.断熱材はどれがいい?

安価な断熱材を推奨します。
断熱材はどれも変わりません
ただし、スタイロフォームと、グラスウール10kだけは、夏も冬も、あまり良いデータが出ていません。それ以外を推奨します。


Q3.断熱材は施工精度で、性能が変わると聞きましたが!

変わらないと思います。
ほんの少し隙間が出来たとしても、それが断熱性能に影響する事は無いと思います。
そもそも、断熱材の断熱性能が、それほど高くないので、1ミリ、2ミリの隙間が、断熱性能に与える影響は皆無だと思います。
断熱材の施工精度より、気密を高める事が重要だと考えます。


Q4.現場発泡は、気密性が高いと聞きましたが?

現場発泡ウレタン断熱材で、気密性が高まるとは思えません。
気密は、現場発泡ウレタンを施工する部分ではない部分から、漏れ出します。
現場発泡ウレタンで、気密出来ていると判断するのは危険です。
断熱材である以上、断熱部分に施工されるのが現場発泡ウレタンです。
気密は、それ以外から漏れ出すので、それ以外を、どれだけ丁寧に気密処理するかがポイントです。


Q5.気密は高めた方が良い?

現在の家づくりにおいて、気密はとても重要です。
特に寒いエリアでは、温度差で、暖房した暖気が勢いよく隙間から出ていきます。
(暖気は活発に動くので、隙間があれば、そこから大量に逃げ出します。)
これを防ぐためにも、気密を高めるべきです。
C値は、0.5以下が望ましいと思います。
※C値は、生活する状態で測定します。
※C値測定では、サッシなどの開口部に目張りしてはダメです。
※C値測定で目張りする場所は、吸排気口だけです。


Q6.基礎断熱は必要ですか?

不要だと思います。


Q7.床下は湿気が多いと聞きますが

床下は、湿気が多いわけではありません
床下で湿気が多いのは、結露が原因です。
結露させない工夫をすれば、床下はカラッカラです。


Q8.床下は地盤下の湿気が上がって来るから湿気が多いと聞きますが

地盤下の湿気は上がってきません
そもそも、ベタ基礎下の地盤では、水分が蒸発しません。
太陽光が当たらない、風の影響も受けないベタ基礎下の地盤では、水分が蒸発する事が無いので、湿気が上がってくることが無いと思います。
Air断大阪モデルでは、基礎の防湿ビニールを一切施工していません。
それでも、カラカラ状態を維持しています。


Q9.通気層に上昇気流が発生すると聞きましたが?

発生していません
夏、通気層内部は、室外よりも温度が低く、上昇気流が発生する事は無いと思います。


Q10.壁内部に空間があると、上昇気流が発生すると聞きましたが?

発生しません


Q11.湿気を吸収する材料で、室内湿度をコントロールすると聞きましたが

コントロール出来ません
湿気を吸い込む事が出来る材料を使っても、吸い込んだ湿気を外に排出出来なければ、コントロール出来た事にはなりません。
お風呂に、吸水性の高いタオルを投げ込んでも、お風呂の水は減りませんよね。
そのタオルを取り出し、絞る事で、お風呂の水は減ります。
これと同じで、どれだけ湿気を吸い込む材料を使っても、吸い込んだ湿気を外部に取り出さなければ、湿気をコントロール出来たとは言えません。

さらに、湿気を吸い込むと言っても、無限に吸い込む事は出来ません。
夏の湿気は、家周辺100m四方に限定しても、25トン存在しています。
25トンの水が、フワフワ、家の周りに浮いているワケです。
どれだけ湿気を吸い込む事が出来ても、25トン吸い込む事は不可能ですよね。
湿度コントロールは、エアコンや除湿器を使わなければ難しいと考えます。


Q12.エアコン1台で、全室暖かい?は本当?

Air断なら可能です。
ただし、全ての部屋が同じ温度にはなりにくいです。
特に、北海道などの寒いエリアでは、リビング24℃に対して、2階は21℃〜22℃。
-19℃、凍てつくような寒い日は、さらに2階温度は下がります。


Q13.エアコン1台で、全室涼しい!は本当?

冷気は、上昇しにくいで、夏の2階はどうしてもエアコンが必要だと思います。
1階リビングを26℃で冷房する場合、2階は冷房しないとMax30℃ぐらいまで上昇します。
2階の温度を下げる為に、1階リビングを24℃に下げるより、2階エアコンで対応する方がエコだと感じます。
これは、どんな家でも同じだと思います。


Q14.fix窓は汚れませんか?

汚れにくいです
Air断愛知モデルのfix窓は、8年が経過しています。一度も拭き掃除していませんが、ほとんど汚れていません。
対して、引き違いサッシは、ご覧の有様です。
室内に入り込む空気の砂ぼこりが、サッシにこびりついて、汚れていると判断しています。fix窓は、室内に空気が入り込まないので、汚れないと判断しています。


Q15.冬季、網戸を外すと、室内温度が上昇すると聞きましたが!

網戸を外すことで、太陽光が入り込みやすくなり、温度が上昇すると言う話ですよね。
赤外線サーモで見ると、たしかに網戸を外したほうが温度は上がります。
しかし、それが影響して室内温度が上昇する事はほとんどありません
0.1度も上がらないと思います。
室内温度を上げるには、最低でも50℃以上の温度が必要です。冬季の太陽光温度は、30℃程度がマックス!室内温度を上昇させるには低すぎます)
網戸を外したりする事で、網戸を破ったり、保管する場所を確保することのほうがリスクだと思います。

「どこから気密漏れしてるの?」ご質問がありました。



「どこから気密漏れしてるの?」

ご質問がありました。

測定には、風速2メートル以下の微風を高い精度で計測できる、熱感知式風速計を使用します。
Air断住宅の場合は、Air断を動かすだけで気密漏れを測定できます。
Air断住宅ではない、一般住宅の場合は、お風呂、トイレ、キッチンの換気扇を最大で動かしている状態で計測すると、気密漏れの個所が分かるかもしれません。

まず、スイッチコンセント部分からの気密漏れが多いのは他の動画でお伝えした通りです。

次に多いのが、床と壁の取り合い部分
特に、出隅、入隅部分での気密漏れが目立ちます。

次に、壁と天井取り合い
ここも、出隅、入隅部分での気密漏れが目立ちます。

次に玄関廻りの床と壁との取り合い部分
ここは、比較的大量の気密漏れが発生します。
動画では風速1メートルを超える気密漏れが発生しています。

次に多いのが、浴室出入口部分
下部のサッシ取り合い部分は、比較的大量の気密漏れが発生します。
「脱衣所が寒い」と言う場合、この様な場所からの気密漏れが起きているかもしれません。

これらを処理するには、コーキング打設が有効ですが、数年後コーキングが切れると空気が漏れ始めます。
そうならないように、作る段階で、内部にコーキング処理しておくと、半永久的に気密漏れは発生しません。
作る段階のちょっとした工夫が、良質の住宅を作ります。

次に、最も大量に漏れる気密漏れ王者が分電盤です
処理していないと、風速2メートルを超える気密漏れが発生します。

そして、最後の絶対王者が、エアコンです
エアコン配管時に、粘土や発泡ウレタンで気密処理しないと、こちらも風速2メートルを超える気密漏れが発生します。

さらに、エアコン配管からの気密漏れは、直接外部の空気が入り込むので、影響は甚大。
真冬であれば、キンキンに冷えた冷気が入り込み、すぐに床面に沈殿して底冷えを起こします。
そして、エアコン配管からの気密漏れは、施工中に処理しないと、後からでは処理できないのが問題。
エアコン取付時に、発泡ウレタンや粘土で丁寧に処理しなければ、後からは限りなく面倒である事をご理解ください。


これらの情報がこれから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

「床下は湿度が高いんだ!そこを通り抜けた空気はジメジメするはず!」



「床下は湿度が高いんだ!そこを通り抜けた空気はジメジメするはず!」
「床下はコンクリート臭がするはず!」
 
ご指摘を受けました。
お答えいたします。
床下は湿度が高い!とおっしゃいますが、残念ながら、床下は湿度が高いわけではありません。
もちろん、基礎コンクリートの水分は、ゆっくりと放出されますが、それは、きわめて少ない水分。
床下の湿度を変えてしまうような水分は残っていません。

「湿気がある!」とおっしゃる人は、結露によって湿気を帯びた床下の事をおっしゃっていると思います。
床下は、夏季最も温度が低い場所なので、常に結露リスクが付きまといます。
大量に発生すると、ご覧の様な状態になります。
これは極端な事例ですが、多くは、土台、大引き、コンクリートの表面に、うっすらと結露が発生します。
この量は目視で確認出来ないほどの微量。
しかし、微量であっても、一度床下で発生した結露は、なかなか乾かず、非常に長期間床下にとどまります。
この乾かない結露水は、木部を侵食し、カビの発生、木材の腐食へと繋がります。
そして腐食した木材をエサとするシロアリの被害に繋がります。
また、コンクリートが濡れた状態になると、コンクリート臭や土臭さを感じたり、長期に渡り解消されない結露水は生臭くなったりします。
衣類の生乾き臭に似ています。
床下の結露は、一度結露すると長期間乾かないため、厄介なのです。

「床下は臭いがする」に関しても、結露して臭いが発生している床下を確認したのではないでしょうか?


Air断は、床下や、小屋裏の結露リスクを常に計測。
計算だけではなく、独自開発したセンサーが、雨漏りや結露水を監視。

床下に結露が発生しそうになると、サーキュレーターを動かして対流を発生させ結露を抑制、結露が発生した場合でもサーキュレーターの風で素早く乾燥させます。
そのお陰もあって、Air断愛知モデルハウス、Air断北海道モデルハウス、Air断東京モデルハウス、Air断大阪モデルハウス、全ての床下はカラッカラ、そして無臭状態です。

機会があれば、是非とも見学にお越しください!!

大阪モデル、経理の体感!



大阪モデル、ほぼ完成…したようね!
じっくり見せてもらうわッ。。。

ナンカ、威圧感あるわね!
もっと、かわいらしい家には出来なかったの?

えっ、なんで、車庫まで作ってあるの?
無駄でしょ。??
誰が許可したの、こんな設計・・・


えっ、なに、何ナノ、この無駄にでかい屋根!
東京モデルの2倍もあるの?
なんで、こんなに大きいの?
実験棟よね??
こんなの必要あるの?
まったく、なに考えてるの???
破風も、鼻隠しも全部ガルバリウム鋼板ッ・・・。
高いんじゃないの?
エッ、30年メンテナンスフリー?、この方が長持ちするわけ・・・??
ホントにぃ???・・・


えっ、雨樋が、な、、い・・・じゃん。
えっ、雨樋付けないの?・・
エッ、東京モデルにも付けてないの?
取り付け金物から雨漏りするの?
落ち葉が詰まって、メンテナンスが必要になるの?
これも、30年メンテフリーにつながる対策なの?・・・?
ふーん。。。

何この、窓廻りのモール?オシャレ?実験棟でしょ!これこそ、必要ないでしょ!
エッ、これが、コーキングの劣化を防ぐわけ?
これも30年メンテナンスフリー対策?
マジぃ????・・・


どれどれ、玄関・・・
涼しいじゃん、さすがAir断ねっ・・・
エアーカーテン便利よねッ・・・
ここは、シューズクローク?
何、この匂いそうな靴は?誰のよ??
でもファンが2個も付いてるから、匂いはしないでしょうね・・・
これがうらやましい。・・・・私んち、シューズクロークが臭うもん・・・


えっ、ここは手洗い・・・
実験棟に、こんなのいるの?
確かに、入り口付近に化粧室があるのはいいけど・・・


えっ、ここはトイレ??
なに、このおしゃれな感じ・・・
実験棟でしょ、無駄だっつーの!

ここはなに?物置?
でかっ・・・なにを置くのよっ??
てか、涼しいし・・・
物置は、普通ムッとするわよ、なのに、この涼しさ・・・
これはAir断の特徴よねッ。。。

これキッチン??
手作りキッチンってこと?
でかっ・・・なにこの大きさ?
なに作るの?実験棟でしょ!
あいつは“シェフ”かッ・・・
いくらかかってるの??
えっ、安ッ・・・・マジ??
嘘〜〜、これ、そんな安いの??

ここは、ランドリールーム?
ここに洗濯物干すわけ?
涼しいじゃん・・・
あれっ?エアコン、つ、い、て、ないじゃん・・・
エアコンはリビングだけ?
っで、この涼しさ?さすがAir断・・・
この部屋に干すだけで、洗濯物乾くんでしょ!?

うちは、外干しだから、夏は汗だくになるの!
急な雨も心配だし・・・。
Air断は、室内干しだから、雨の心配もいらない。
ホコリや砂、花粉も付かない。奇麗なまま収納できる・・・

便利よねぇ〜。

なにこの階段!
素敵じゃん・・・・
実験棟でしょ、なんでこんな階段にするの?
えっ、こっちのほうが安いの?
マジ??

2階は・・・
涼しいじゃん・・・
1階ほどじゃないけど、これでエアコンついてないんでしょ?
私、これで十分!!1階は少し寒すぎるくらい・・・
ドアの上下から空気が入り込むわけね・・・
あっ、ホントだ!上下に隙間が空いてる・・・
でも、全然気にならない、言われるまで気づかなかったし・・・

ここが、2階のトイレ?
へぇ〜涼しいじゃん・・・
普通、2階のトイレって汗だくになるわよッ。
ここから1階の空気を取り入れてるわけね・・・・
なるほど〜

この部屋は・・・
こっちも涼しいじゃん・・・
ここからリビングエアコンの冷気を取り入れてるわけね・・・
リビングエアコンに近いから、涼しいわけね・・・
なるほど〜〜。

ここは2階の物置ね・・・
わざと内装仕上げてないわけね・・・
どーでもいいけど・・・

ここは、屋根裏の出入り口・・・。
屋根裏には2型断熱材が入ってるんでしょ!
どれどれ・・・??
見せられないの??
私は経理よ!なんで私に見せられないの???
ったく、あの頑固親父め・・・・
いいわッ。。。写真で見たから!!!

それにしても、1階は涼しいわね。
少し寒いくらい・・・
温度は?26℃設定??
湿度が下がってるのよね!
東京と同じでしょ、東京も“カラッ”として涼しいけど、大阪も負けじと涼しいわね・・・
エアコンで除湿した空気を、通気層に排出。
さらに床下に取り入れて、通気壁から吸い上げ、室内に取り込んでいる。
除湿した空気を再利用
してるから、湿度が下がるんでしょ!

よく考えたわよね〜あの堅物・・・
えっ、それだけじゃない!??
床下コンクリートが湿気を吸収してるから、空気が乾燥するワケ!
なるほど〜

でも、それは冬は過乾燥になるって事?

エッ、冬のコンクリートは、湿気を吸収しない?
何で?
温度が高いから??
フーン、分からないけど、北海道の冬でも東京の冬でも乾燥を感じなかったわね〜。理屈は分からないけど、納得できるわッ。

てか、ほんとにこのキッチン、そんなに安いの?
おしゃれじゃん・・・
扉ないのがおしゃれ〜
そうか!Air断はホコリが少ないから、扉がなくても良いのかぁ・・・
ランドリーの棚もおしゃれだったし・・・
でも、棚は、ホコリが溜まるのよね〜
Air断は、ホコリが溜まりにくいから、こんな事が出来るわけね・・・。
ホコリが溜まりにくい!ってホントにいいわよね〜。
私、きれい好きだから、ホコリが溜まるの嫌なのよね〜。
うちなんて、拭いた側からホコリが溜まるわよ!掃除する気にもならないし・・・

うらやましい・・・
私が建てた時、Air断無かったからなぁ・・・

エッ、気密測定値0.7!

それは凄い事なの?
フーン。。。

どーでもいいけど・・・。

っで、肝心の電気料金は?
エッ、東京の半分??

まっ、そりゃそーでしょ!東京断熱材無いんだし・・・
愛知と比べたらどーなの?
さすがに、愛知より安い事は無いでしょ!
愛知モデルは壁断熱材150oでしょ、さらに、屋根断熱100oにプラス、天井断熱200o。さらに、エアコンは3相200ボルト動力電源、さすがに愛知よりは・・・

エーーーーーっ、愛知より65%安いぃいぃいいいいいい!

えっえっホントなの?
それは凄いじゃない・・・
新型断熱材が凄いって事なの?
うーん、タダ、8月1カ月間だけじゃ確かとは言えないわね!

次は冬、冬を体感しないと・・・


建てて良かったを全ての人に・・・

「断熱材がどれも一緒なんて、いい加減な事を言うな!」と、クレームを受けました



「断熱材がどれも一緒なんて、いい加減な事を言うな!」

と、中部エリアの設計士からクレームを受けました。
分かりにくい表現で申し訳ありませんでした。
ただ、
「弊社の実験では、断熱材はどれを使っても同じと言う結果が出ています」とお伝えしていると思います。
弊社営業の説明を聞いたそうですが、営業もそのようにお伝えしていると思います。
もちろん、弊社の実験、実測値を解析した結果をお伝えしているので、必ず正しいとも、申し上げていません。
弊社の実験、実測値そのものが間違えている可能性もあります。
しかし弊社では、弊社の出した実験、実測値に基づいて、北海道モデル、東京モデル、を建設し、極寒の北海道でも冬季暖かく、無断熱材の家でも、冬暖かく、夏涼しい環境を作り出しています。
たびたび登場する、断熱モンスター物件と比較しても、夏涼しく、冬暖かいデータを確認しています。

さらにこちらをご覧ください。
東京モデルハウス無断熱材の家で、小屋裏にグラスウール16K断熱材100oを二重に敷き詰めた前と後の1階リビングデータです。外気温度が、ほぼ同じ日を選びました。
どちらが、小屋裏天井に、グラスウール100oを二重、つまり200o敷き詰めた後のデータか、分かる人はいないと思います。

左が、2021年7月19日、天井断熱材を入れる前の、無断熱材のデータ。
右が、2021年8月25日、グラスウール100oを二重に入れた後のデータ。
室内温度は、どちらも、ほとんど変化してません。


断熱材があっても、無くてもほとんど変化しない・・・
ここで「グラスウールだから変化しない。高性能断熱材であれば変化するはず!」と思った方もいらっしゃると思います。
こちらをご覧ください。こちらが、たびたび登場する、天井に300oセルロースファイバーを充填した、岐阜県に建設された、当時「断熱モンスター」と呼ばれた物件の外気温度とリビング温度です。
外気温度は、東京モデルハウスが最高38.8℃
断熱モンスターは、外気温度の最高が38.2℃。若干東京モデルハウスの方が外気温度が高めではありますが、室内温度は、東京モデルハウスが、最高27.3℃
対して断熱モンスターは、最高28.1℃。
断熱モンスター物件では、1日中26℃を下回る事がなく、27℃、28℃を推移するのに対して、東京モデルハウスでは、最低温度が24.2℃、日中こそ25℃を超えますが、深夜は25℃を下回ります。

どちらもエアコン設定温度は26℃。となっていますが、断熱モンスター物件では26℃設定では日中、室温が下がらないので、時折25℃、24℃設定にしているそうです。
さらに、断熱モンスター物件では、壁に100oセルロースファイバー、付加断熱に、高性能グラスウール24k100o、壁断熱材厚200oオーバーです。
サッシはトリプルガラス、樹脂サッシ、断熱関連費用だけで500万円オーバー、文字通りコストも、使用された材料もモンスター級。
対する東京モデルハウス無断熱材の家は、アルミサッシ、ペアガラスは、10年前のスペック。壁、床、天井においては、断熱材が使用されていない、昭和初期のスペック。

それでも、断熱モンスター物件よりも涼しい環境を作り出しています。

この結果を見る限り、「高性能断熱材を使用すれば、断熱性能が高まる」とは考えにくいですよね。

さらに、高性能断熱材が、本当に熱を遮断出来るのであれば、とうの昔に断熱論争は終わっています。
「熱伝導率の低い断熱材を使えば、冬暖かく、夏涼しい!」
となるわけですから。しかし、現実は違います。
どれだけ熱伝導率の低い断熱材を使用した物件でも、夏うだるような暑さ、冬、凍てつく寒さに悩まされます。
さらに、冬季床面で発生する底冷え。床断熱を、どれだけ高性能断熱材に変えても、どんなにたっぷりの断熱材を敷き詰めても、基礎断熱を行なっても、底冷えを解消する事には繋がりませんでした。

この結果を受け止め、断熱材以外で断熱性能を高める方法を模索した結果生まれたのが、Air断であり、1型2型の超断熱材でございます。

ご理解いただければ嬉しく思います。