No.188の記事

耐震性はどう考えていますか?

「耐震性はどう考えていますか?」

以前のコメントも参照してください。
免震装置や減震装置に関しては?

現在の2階建木造住宅であれば、震度7級の巨大地震にも耐えられると想定しています。
長野地震や熊本地震で現地調査を行いましたが、新耐震基準で建てられた家の損傷は多くはありませんでした。
また、損傷した家は、地滑りやがけ崩れなどによる被害でした。
2000年以前に建てられた家の損傷が激しく、2000年以降に建てられた家で、損傷した家を発見することは出来ませんでした。
(弊社現地調査では)

さらに、震度7エリアに巻き込まれる可能性は、0.02%と計算されています。つまり99.98%震度7のエリアに巻き込まれない!と言えると思います。

それだけ最大震度7エリアは小さい!と言えると思います。

こちら熊本地震で、山が崩れ落ちた写真です。
古い家は総崩れしていました。
住宅検査 ホームリサーチ
耐震性はどう考えていますか?


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耐震性はどう考えていますか?


こちらは、家の下で断層が発生したケース。
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耐震性はどう考えていますか?


こちらは長野地震、こちらも古い家は、総崩れしてました。
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耐震性はどう考えていますか?


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耐震性はどう考えていますか?


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しかし、震源地にも関わらず、全く損傷ない家も多数ありました。
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耐震性はどう考えていますか?


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耐震性はどう考えていますか?


損傷がない家は、新耐震基準で建てられた家です。
新耐震基準で建てられた家の強さが理解できると思います。

これらの現場検証から、新耐震基準で建てられる現在の家であれば、耐震性をさらに高める必要はないと判断しています。
そして、「震度7クラス」の揺れのエリアに入る確率が極めて低い事からも、新耐震基準以上の耐震性は不要だと考えています。
※あくまでも、これまでの現場調査に基づいた推測です。